学会誌BIOSTORY
1年に2回(5月頃、11月頃)、学会誌BIOSTORYを会員および一般向けに発行しています。
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出版者の変遷: 生き物文化誌学会 (0号-10号)→ 誠文堂新光社 (v. 11-)
1号から10号までの頒布者: 昭和堂
BIOSTORY41号:特集 日本における竹と人 / 特集 虫の文化誌を考える
2024年5月24日、ビオストーリー41号が出版されました。
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特集 日本における竹と人、p.4.
「はじめに:タケの世界の広がり」広田 勲、pp.4-8.
「近代日本におけるタケ・ササ類の分類史」支倉千賀子、pp.9-15.
「日本の竹の生態特性と研究の方向性に関する一考」小林慧人、pp.16-20.
「竹を指す日本語「たけ」の由来と東アジア:竹の概念から交流史をたどる」岩松文代、pp.21-28.
富士北麓における富士勝山スズタケ細工とその社会的変容 小笠原 輝pp.29-34.
人の移動とタケ利用:タイの焼畑民の視点」中井信介、pp.35-37.
特集 虫の文化誌を考える、p.38.
「日本の昆虫学史を築いた研究者たち:江戸〜昭和初期の東京大学昆虫コレクションから」矢後勝也、pp.38-44.
「江戸と明治の捕虫網:虫捕りの歴史点描」田中 誠、pp.45-50.
「日本人昆虫愛再考」保科英人、pp.51-55.
「風土と生物」奥本大三郎、pp.56-60.
「昆虫とドイツ文学者」岡田朝雄、pp.61-65.
珍品図鑑「装飾されたヒョウタン」ピーター・マシウス、p.1.
目次、pp.2-3.
フィールドレポート海外「水のタブーと火のタブー:マレーシア半島部の狩猟採集民バテッと生き物」河合 文、pp.66-69.
フィールドレポート海外「酒の色々:イスラムのアルコール発酵食品タペとトアに注目して」砂野 唯、pp.70-74.*キャッサバを原料とする発酵食品(本号の表紙写真)。
自然を読む「海藻の方名(地方名)の命名に関する民族藻類学的考察」富塚朋子、pp.75-87.
自然を読む「蟻地獄にみる人と自然の接点」中井精一、pp.88-93.
生き物のいま「ゴビと砂漠の遊牧民、生死をゆだねるラクダの背」相馬拓也、pp.94-99.
論文「隠岐島前西ノ島町を中心とした牧畑・公共牧野の変遷とその要因」遠藤秀紀、pp.100-110.
生き物文化誌学会情報、p.111.
編集後記など、p.112.
*奥付の発行日は「2024年6月1日発行」となっている。
BIOSTORY40号:特集 生き物文化誌学会20年2 生き物文化誌の新たな視点 / 特集 省察 日の本の鶏
2023年11月25日、ビオストーリー40号が出版されました。
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特集 生き物文化誌学会20年2 生き物文化誌の新たな視点、p.4.
「序論:生き物文化誌のこれから」池谷和信、pp.5-7.
「生き物をめぐる「学」と「誌」の拮抗」荒俣 宏、pp.8-11.
「植物文化誌の視点」湯浅浩史、pp.12-15.
「文化史を通してみる生き物文化誌」安田容子、pp.16-19.
「人が織り成す命への思い:食と拝の狭間」遠藤秀紀、pp.20-24.
「市中に散在するウミガメの剥製について」亀崎直樹、pp.25-27.
「アマゾニア先住民からみたバナナとキャッサバ」大橋麻里子、pp.28-30.
「生き物文化誌への眼差し:未来へ向けて」緒方喜雄、pp.31-32.
総合討論「生き物文化誌学の新たな視点と学会の未来」、pp.33-39.
特集 省察 日の本の鶏、p.40.
「日本鶏を顧みて」工藤光平、pp.41-43.
「DNA解析に基づく「日本鶏の歴史」再考」米澤隆弘、pp.44-53.
「考古学資料からみた日本のニワトリ」江田真毅、pp.54-59.
「庭の鶏から小屋に囲われたニワトリへ:明治20年代〝洋鶏ブーム〟がもたらした人間-鶏の関係性の変化」矢野晋吾、pp.60-67.
「現代の日本鶏育種家 育種観とその形成背景」工藤光平、pp.68-73.
珍品図鑑「ウミギクガイの首飾り」門馬一平、p.1.
目次、pp.2-3.
フィールドレポート海外「冷凍庫と胃袋の使い分け:モンゴル国アルハンガイ県の事例から」堀田あゆみ、pp.74-76.
自然を読む「日本犬とニホンオオカミの関係をゲノムから知る」寺井洋平、pp.77-83.
自然を読む「ナマズが発する人語に込められた意図:徳善淵の大鯰の場合」萩生田憲昭、pp.84-92.
自然を読む「作家が生き物を小説に登場させるとき」遠藤秀紀、pp.93-97.
生き物のいま「外来種と地域漁業:中部アフリカのナイルアロワナの事例」大石高典、pp.98-102.
生き物のいま「珍獣から保全対象へ:日本の飼育文化に見るアジアゾウと人との関係」築地夏海、pp.103-109.
おすすめの本「目に見えない多様性を見る」山崎剛史、p.110. // スミソニアン協会 (監修), 遠藤 秀紀 (監修), 細矢 剛 (監修)(2022)『Micro life 図鑑 美しきミクロの世界 : miracles of the miniature world revealed』東京書籍。
BIOSTORY39号:特集1 学会20年 1. 生き物文化誌の現在・過去・未来 / 特集2 ダチョウの文化誌 / 特集 イモが与えてくれるもの2
2023年5月25日、ビオストーリー39号が出版されました。
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特集1 学会20年 1. 生き物文化誌の現在・過去・未来、p.4.
「序論 生き物文化誌はこれでよいのか」池谷和信、pp.5-7.
<生き物と人 生態・行動・人>
「ゲノムからひも解く生き物文化誌」米澤隆弘、pp.8-9.
「日本列島にみる家畜と人のかかわり」黒澤弥悦、pp.10-11.
「人から見た魚、魚から見た人」森 誠一、pp.12-13.
「「ただの虫論」と生物文化誌学」日鷹一雅、pp.14-15.
<生き物と人 環境・歴史・民族>
「生き物文化誌学会と動物考古学者」佐藤孝雄、pp.16-17.
「江戸時代後期における奇品の流行」安田容子、pp.18-19.
「民族集団の視点からみた生き物文化の多様性」中井信介、pp.20-21.
「言語と生き物文化誌」中井精一、pp.22-23.
「栽培植物と生き物文化誌」佐藤靖明、pp.24-25.
<現代社会と生き物>
「日本の都市の「にわ」における園芸植物と人」髙野哲司、pp.26-27.
「生き物と地域社会」渡辺和之、pp.28-29.
「生き物とミュージアム」野林厚志、pp.30-31.
「生き物と社会」緒方喜雄、pp.32-33.
特集2 ダチョウの文化誌、p.34.
「序論 ダチョウの文化誌」米澤隆弘、pp.35-38.
「走鳥類の自然史―ダチョウの仲間の進化」長谷川政美、pp.39-42.
「人類によるダチョウの卵殻利用のはじまり」高倉 純、pp.43-48.
「アフリカのダチョウと人とのかかわり」池谷和信、pp.49-54.
「ダチョウの家畜化とこれからのダチョウ産業」氏家健太、pp.55-59.
コラム「ダチョウ飼育を可能にする条件―カワウの人工繁殖から考える」卯田宗平、pp.60-63.
シンポジウム「「ダチョウの文化誌」総合討論 ダチョウの家畜化 ―ダチョウはどこまで家畜か?」池谷和信・氏家健太・卯田宗平・高倉 純・長谷川政美・米澤隆弘・渡辺和之、pp.64-69.
特集 イモが与えてくれるもの2
「サトイモに見る日本のイモ利用 ―山形市の芋煮会の事例」増野高司、pp.70-78.
「ペルーアマゾニアのキャッサバ酒」大橋麻里子、pp.79-87.
「キャッサバの家畜飼料としての重要性 ―ラオス北部の事例から」広田 勲、pp.88-89.
「まとめ」増野高司、pp.90-91.
珍品図鑑「金魚へのまなざし」新海拓郎、p.1.
目次。pp.2-3.
生き物のいま「有明海と高知県 ふたつの天然ウナギ産地からみる地域食としての「蒲焼き」」日比野友亮、pp.92-96.
論文「フィリピン・パラワン島南部におけるワニに関する人類学的研究 ―狩猟の歴史と祖先民話に着目して」辻 貴志、pp.97-109.
おすすめの本「ハチの子育てには様々な〝知恵〞が詰まっているようだ」片田真一、p.110. // 甲斐信枝(2020)『あしなが蜂と暮らした夏』中央公論新社。
BIOSTORY38号:特集1 九州山地の生き物と人 / 特集2 イモが与えてくれるもの1
2022年11月25日、ビオストーリー38号が出版されました。
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特集1 九州山地の生き物と人、p.4.
「序章 九州山地の生き物と人」池谷和信、pp.5-8.
<第一部 村の自然と生業複合>
「焼畑、狩猟、養蜂 ―古老の語りから―」坂口廣・木野徹也、pp.9-13.
「焼畑地で対峙するイノシシと人 ―九州山地米良地方のヨマチ猟―」鈴木良幸、pp.14-16.
コラム「近現代における大型捕食動物の絶滅 ―九州山地の特性を探る―」米澤隆弘、pp.17-19.
<第二部 焼畑の文化史>
「ツユクサからみた焼畑民の思想」川野和昭、pp.20-25.
「焼畑の歴史をよみなおす ―五木村から考える山茶と豆―」渡辺和之、pp.26-28.
<第三部 焼畑の村の現在>
「五木村の焼畑作物の変遷とその維持」寺嶋悠、pp.29-35.
「久連子古代踊りと久連子鶏 ―人と鶏と地域芸能との関わり―」今村安孝、pp.36-41.
「総括 九州山地の村の未来 ―焼畑文化複合から考える―」(パネリスト)木野徹也・坂口廣・川野和昭・寺嶋悠・今村安孝・池谷和信、(質問者)谷麻理・日鷹一雅・齋藤暖生・広田勲・森下三代、pp.42-47.
特集2 イモが与えてくれるもの1、p.48.
「イモが与えてくれるもの」増野高司、pp.48-57.
「国際連合食糧農業機関統計データベース(FAOSTAT)から考える世界のイモ食」増野高司、pp.58-64.
「ヤムイモとヒマラヤ ―ネパール先住民チェパンのイモ中心の生業複合と存在論―」橘 健一、pp.65-75.
珍品図鑑「野鶏を飼うための竹カゴ」中井信介、p.1.
目次。pp.2-3.
自然を読む「表具という仕事を通して見た京都市の気候の今と昔 ―障壁画が教えてくれた春の異変―」矢口修一朗、pp.76-79.
生き物のいま「コロナ禍で注目された「疫病除けマンボウ」の木版画および「まん延防止等重点措置」の余波」澤井悦郎・氷厘亭氷泉、pp.80-84.
論文「モンゴルにおける馬の毛色に関する分類名称の命名原理 : 馬の毛色に関するモンゴル人の認識について」小長谷 有紀、pp.85-94.
論文「信行寺本堂天井画に関する一考察」成田廣枝、pp.95-107.
レポート「次世代の特用林産物を担う食用フナクイムシの養殖」平田倫太郎、pp.108-110.
BIOSTORY37号:特集1 越国の生き物文化 ―越境する動物たち― / 特集2 ヒマラヤにおける生き物と人 ―野生動物・家畜・人のコンタクトゾーン―
2022年5月25日、ビオストーリー37号が出版されました。
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特集1 越国の生き物文化 ―越境する動物たち―、p.4. *読み:越国(こしのくに)
「越境 ―北陸地方の自然環境の変化と社会への影響―」中井精一、pp.5-7.
「越国の魚 ―分布と越境・移植―」秋道智彌、pp.8-15.
「超境する狩人(かりびと) ―クマ・カモシカ猟をめぐって―」森 俊、pp.16-19.
「越える力 ―クマ、ライチョウ―」山本茂行、pp.20-25.
「富山県境を越える鳥類」高橋輝男、pp.26-27.
「動物の越境が及ぼす、ライチョウ保全への影響」石原祐司、pp.28-30.
特集2 ヒマラヤにおける生き物と人 ―野生動物・家畜・人のコンタクトゾーン―、pp.30-31.
「序論」渡辺和之、pp.32-37.
<第1部 現代に続く家畜化の過程 ―野生原種と家畜種の出会う場所―>
「ヒマラヤにおける家畜利用 ―高地の考古遺跡から出土した動物骨から―」本郷一美、pp.38-40.
「低地に見る2種の野生原種と家畜種の関係 ―自然交雑・人との関わりを考える―」黒澤弥悦・西堀正英、pp.41-43.
「イノシシとブタの関わり ―ネパールのタライ地方を中心に―」黒澤弥悦、pp.44-45.
「低地におけるヤケイとニワトリの関わり ―タイの観察事例から―」西堀正英、pp.46-47.
<第2部 移動する牧畜民の雑種文化 ―ハイブリッドを作る場所―>
「ヒマラヤにおける交雑と移牧 ―ネパールとブータンのウシ属の牧蓄―」稲村哲也、pp.48-53.
「ウマ属の種間雑種と牧畜民 ―インド・ヒマラヤ、バッファー・ゾーンの育種―」木村李花子、pp.54-59.
<第3部 野生動物の保護と牧畜民の民俗知 ―ユキヒョウが家畜を食べる場所―>
「ユキヒョウの生息地におけるヤクの牧畜」池田菜穂、pp.60-65.
「ユキヒョウとモンゴル遊牧民、狩りと畏れのフォークロア」相馬拓也、pp.66-68.
「総括」渡辺和之、pp.69-73.
珍品図鑑「センザンコウへのまなざし」辻 貴志、p.1.
目次。pp.2-3.
フィールドレポート海外「「毒ザル」と呼ばれたサル ―タンザニアのザンジバルアカコロブス―」野田健太郎、pp.74-76.
フィールドレポート日本「日本における天然記念物保護の展望 ―「奈良のシカ」の保護活動を事例に―」東城義則、pp.77-79.
論文「日本鶏育種家の育種に対する考えと今日の育種への品種標準の影響」工藤光平・小川 博、pp.80-95.
論文「水俣の踊るネコの〈命〉学 ―狂猫と神猫とのあわいに―」藤井紘司、pp.96-107.
おすすめの本「小さな島の「生きる」姿を活写した研究書」佐藤靖明、pp.108-109. // 大塚 靖、山本 宗立(2020)『ミクロネシア学ことはじめ 絶海の孤島ピンゲラップ島編』南方新社。
おすすめの本「謎に満ちた海の全体像をつかむ」山崎剛史、p.110. // スミソニアン協会 (監修)、 ロンドン自然史博物館 (監修)、 遠藤 秀紀 (日本語版監修)、長谷川 和範 (日本語版監修) (2021)『OCEAN LIFE 図鑑 海の生物』東京書籍。
BIOSTORY36号: 特集 人とともに分布を拡大する“ネズミ”たち
2021年11月25日、ビオストーリー36号が出版されました。
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特集 人とともに分布を拡大する“ネズミ”たち、pp.4-5. *タイトルおよびネズミの写真等
「序論 人と“ねずみ”の片思いの関係史から人類史を読み解く」大舘大學・鈴木仁、pp.6-9.
<第一部 ネズミの分布拡大の歴史>
「ハツカネズミにみるアジア先史農耕の陸海展開ルート」鈴木仁、pp.10-17.
「日本列島のクマネズミはどこからやってきたのか?」甲斐一・鈴木仁、pp.18-23.
「ジネズミ類の系統地理学 ―繰り返される人による移動」大舘大學、pp.24-33.
<第二部 考古学・文献学から見たネズミの記録>
「日本における家ネズミの考古学的記録」山崎健、pp.34-39.
「19世紀日本における鼠と小鼠」安田容子、pp.40-45.
「西アジアの“ねずみ”をめぐる文化誌」守川知子、pp.46-53.
<第三部 ネズミの分布域における人間の歴史>
「東ユーラシアにおける10万年の人類史」斎藤成也、pp.54-59.
「太平洋を中心とするヒトの拡散 ―イースター島からマダガスカルまで」菊澤律子、pp.60-65.
「インド洋海域世界―ヒトの移動が形作る歴史世界」鈴木英明、pp.66-71.
「結語 まとめとこれからの展望」大舘大學・鈴木仁、pp.72-75.
珍品図鑑「オリックスの角と蜜蝋でできたトランペット」宮本佳和、p.1.
目次、pp.2-3.
自然を読む「日本の鷹狩りのいま」遠藤圭一郎、pp.76-83.
自然を読む「文化景観としてのトチノキ巨木林」藤岡悠一郎・八塚春名、pp.84-89.
論文「竹生島における鯰の表象と弁才天」細田博子、pp.90-100.
研究ノート「マンボウの令和民俗」澤井悦郎、pp.101-109.
おすすめの本「人類の技術と生物模倣」辻貴志、p.110. // 今泉忠明(2014)『小さき生物たちの大いなる新技術』KKベストセラーズ。
BIOSTORY35号: 特集1 生き物と先住民 / 特集2 三陸の海をめぐる生き物文化
2021年5月25日、ビオストーリー35号が出版されました。
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特集1 生き物と先住民、pp.4-5.
「序論 生き物と先住民 ―日本から世界へ」池谷和信、pp.6-9.
「アイヌ民族の植物利用 ― 文化継承のいま」齋藤 玲子、pp.10-14.
「海と島の先住民の生業カレンダー ―台湾タオ族の魚食と根菜食」野林厚志、pp.15-19.
「北アメリカ北西海岸先住民と生き物の不思議な関係 ―ワタリガラスを中心に」岸上伸啓、pp.20-24.
「アフリカ先住民と生き物 ―ジェネラリストとスペシャリスト」池谷和信、pp.25-29.
「コメント 先住民と生き物 ―かかわりをみる四つの軸」秋道智彌、pp.30-32.
「総括 先住民からみた生き物文化 ―アイヌから世界へ」池谷和信、pp.33-37.
特集2 三陸の海をめぐる生き物文化、p.38.
「三陸の海をめぐる生き物文化」安田容子、pp.39-41.
「三陸沿岸の海獣漁」川島 秀一、pp.42-47.
「生物から見た三陸 ―三陸のウミガメのいま」福岡拓也、pp.48-53.
「岩手県におけるサケ漁の現在」吉村健司、pp.54-59.
「魚に生かされた浦々の歴史 ―伊豆と三陸と回遊魚」中村只吾、pp.60-64.
「三陸と日本各地をつなぐ魚の利用 ―シイラを中心に」橋村 修、pp.65-71.
珍品図鑑「コボロイ」崎田誠志郎、p.1.
目次、pp.2-3.
フィールドレポート海外「タイの定期市に集うウシ・スイギュウの行方」高井康弘、pp.72-73.
自然を読む「ニホンミツバチ今昔物語 ―ニホンミツバチ養蜂の歴史をさぐる」真貝理香、pp.74-79.
地域の和食「ワラビ◎山形 ―山村の「豊かさ」を育んできた山菜」蛯原一平、pp.80-82.
地域の和食「鯖鮓◎若狭〜京都 ―古都ハレの日の「光りもの」」岡本貴久子、pp.83-85.
小特集「感染症に恐怖する心 2」遠藤秀紀、pp.86-95.
論文「日本の伝統色「海松色」の実態と変遷」富塚朋子・宮田昌彦・小林信治・那須野信行、pp.96-105. *読み:海松色(みるいろ)
論点「日本人とマスク」成田廣枝、pp.106-107.
おすすめの本「科学の中のアート、アート史の中の科学」齋藤暖生、p.108. // Claude Caussanelほか著(1993) 『ジャン・アンリ・ファーブルのきのこ ―221点の水彩画と解説』同朋舎出版。
おすすめの本「女性初の英国王立地理学会特別会員イザベラ・バードが見た150年前の日本」矢口修一朗、pp.109. // 佐々 大河(2015)『ふしぎの国のバード 第1巻 (ビームコミックス)』KADOKAWA/エンターブレイン。
おすすめの本「自然界の命と向き合う人・社会・文化」遠藤秀紀、p.110. // 秋道智彌・岩崎望編(2020)『絶滅危惧種を喰らう』勉誠出版。
BIOSTORY34号: 特集1 バナナの文化誌 / 特集2 命を見る目線
2020年11月24日、ビオストーリー34号が出版されました。
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特集1 バナナの文化誌、pp.4-5.
「序論 人類とバナナ」佐藤靖明・池谷和信、pp.6-11.
「バナナの来た道」湯浅浩史、pp.12-19.
コラム「多種多様なバナナ ―熱川バナナワニ園の品種コレクション―」清水秀男、pp.20-21.
「バナナと文化―食をめぐる関係の諸相」佐藤靖明、pp.22-27.
コラム「九州でのバナナ生産の挑戦」東 晃、pp.28-29.
コラム「バナナをとおした社会活動」石田守、pp.30-31.
「総括 バナナからみた地球―「3つの波」の人類誌」佐藤靖明・池谷和信、pp.32-33.
特集2 命を見る目線、p.34.
「「命」学事始め」遠藤秀紀、pp.34-35.
「生き物を「飼う」動機について ―タイ山村におけるモン族の暮らしから」中井信介、pp.36-45.
「動物を神に捧げ、共食する:南アジアの祭礼と諸宗教間での肉食観の違い」渡辺和之、pp.46-58.
「斑ねずみの誕生とどぶねずみ―江戸時代後期のねずみ観」安田容子、pp.59-66.
「命の消費者としての生物種 ―ヒト―の完成」遠藤秀紀、pp.67-79.
珍品図鑑「何にでも使える砂漠の植物」石山俊、p.1.
目次、pp.2-3.
フィールドレポート海外「南方熊楠のロンドンにおける「転向」」志村真幸、pp.80-83.
自然を読む「絡み合う自然とヒト ―定点観察からの気づき」姉崎智子、pp.84-88.
自然を読む「外来種は「悪」なのか?」中島 淳、pp.89-93.
生き物のいま「岩手県大槌町に伝承される民俗芸能「虎舞」と人々の暮らし ―東日本大震災を通じた民俗芸能の一側面」佐々木 健、pp.94-100.
小特集「感染症に恐怖する心 1」遠藤秀紀、pp.101-106.
おすすめの本「明治の日本男児が体当たりで挑んだ東南アジア探検」広田勲、p.107. // 岩本千綱(1989)『シャム・ラオス・安南 三国探検実記』中央公論社。
おすすめの本「「とうがらし」で世界一周」森久保俊満、p.108. // 松島 憲一(2020)『とうがらしの世界 (講談社選書メチエ)』 講談社。
おすすめの本「有職文様から日本の生き物観を読み取ってみよう」大舘大學、p.109. // 八條忠基(2020)『有職文様図鑑(コロナ・ブックス, 223)』平凡社。
おすすめの本「動物のかたちを「読み解く」図鑑」山崎剛史、p.110. // スミソニアン協会、ロンドン自然史博物館 (監修), 遠藤 秀紀 (日本語版監修) (2020)『ZOOLOGY 図鑑 動物の世界』東京書籍。
生き物文化誌学会情報
次号予告・編集後記
特集 ウミガメと人
「図 世界のウミガメと人:生息地、産卵地、漁獲地」高木 仁、池谷和信、pp.6-7.
「序論 ウミガメの文化誌 -日本から世界へ-」池谷和信、高木 仁、pp.8-13.
<第1部 ウミガメへのまなざし>
「生き物としてのウミガメ」石原孝、pp.14-19.
コラム「日本に存在するウミガメ剥製」藤林真、pp.20-21.
<第2部 人へのまなざし>
「日本列島におけるウミガメの民俗 -時代的変化と地域的差異-」藤井弘章、pp.22-29.
「沖縄のウミガメ利用」若月元樹、pp.30-35.
コラム「小笠原諸島のウミガメと人 -190年の歩み-」菅沼弘行、pp.36-37.
「オセアニアの海洋世界とウミガメ」秋道智彌、pp.38-43.
「カリブ海のウミガメと先住民 -旧英国保護領の巨大消費地の現在-」髙木 仁、pp.44-49.
<第3部 未来へのまなざし>
「人類の営みとウミガメ」亀崎直樹、pp.50-55.
コラム「須磨海岸から消えたウミガメ」髙野哲司、pp.56-57.
「総括 ウミガメと人の共存に向けて」池谷和信・髙木 仁、pp.58-59.
珍品図鑑「魚皮玩具」野林厚志、p.1.
巻頭言「ミイラと生き物文化誌」林良博、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
フィールドレポート日本「原子力災害後9年の薪と木灰をめぐって」西崎伸子、pp.60-61.
フィールドレポート海外「ラオスのムラブリの現地調査」加藤高志、pp.62-63.
フィールドレポート海外「モンゴル国の牧畜における小さな変化と大きな変化」辛嶋博善、pp.64-65.
地域の和食「「須古ずし」と「ふなんこぐい」◎佐賀 -佐賀平野の歴史と環境に育まれた伝統料理-」中村周作、pp.66-68.
地域の和食「高菜漬けのおむすび◎和歌山県熊野地方 -徐福の目はり寿司-」岡本貴久子、pp.69-71.
生き物のいま「平家蟹とは何か? -人面を呈する蟹たちのシノニムとホモニムをめぐって-」蛸島直、pp.72-78.
論文「江差屏風に描かれた動植物」三上 修・中田 葵衣・田中 志織・宮原 浩・長谷 昭pp.79-91.
論文「飼育下のウミウの成長過程と技術の収斂化 : 宇治川の鵜飼における計5回の繁殖作業の事例から」卯田 宗平・沢木 万理子・松坂 善勝・江﨑 洋子、pp.92-101.
研究ノート「昔の漁村における子供の遊び文化の再現 -マンボウの軟骨から作られたボールの検証-」澤井 悦郎・吉原 もも乃、pp.102-107.
論点「生き物と人の将来 日本のローカルパワー」西田清徳、pp.108-109.
おすすめの本「なぜ植物利用は多様なのか」卯田宗平、p.110. // 斉藤和季(2017)『植物はなぜ薬を作るのか』文春新書
表紙
特集 日本の野菜、pp.6-7. *図:世界の野菜原産地
「序論 変わりつつある野菜と人の関係」那須浩郎・池谷和信、pp.8-13.
<第1部 野菜へのまなざし>
「野菜のはじまり“ドメスティケーション”」那須浩郎、pp.14-19.
「日本の在来野菜」江頭宏昌、pp.20-24.
コラム「現生の野菜のタネ(種子)図鑑」那須浩郎、p.25.
「野菜と文化 -ゴボウ-」富岡典子、pp.26-31.
<第2部 伝統野菜の現在>
「復活したなにわの伝統野菜」森下正博、pp.32-37.
「鹿児島の伝統野菜」田畑耕作、pp.38-43.
「伝統野菜をどう支えるか? -和歌山県湯浅町における湯浅なすの復活-」渡辺和之、pp.44-47.
<3部 現代社会と野菜>
「江戸東京野菜と地域振興」大竹道茂、pp.48-53.
「食べ慣れた食材を求めて -在日タイ人によるタイ野菜の栽培-」増野高司、pp.54-60.
「この道は未来へ続く -伝統野菜プロジェクトの取り組み-」草間壽子、pp.61-66.
珍品図鑑「植物による人面の造形」秋道智彌、p.1.
巻頭言「乳を食べる」石毛直道、pp.2-3.
自然を読む「雑草になった皇帝ボカサ -南米原産のヒマワリヒヨドリとい中部アフリカ近現代史-」大石高典、pp.67-71.
フィールドレポート海外「西シベリアの牧畜犬」大石侑香、pp.72-73.
フィールドレポート国内「礼文島の暮らしと生き物」近藤祉秋、pp.74-75.
地域の和食「タケノコ◎山形県庄内地方 -笹藪と竹林からの恵み-」成田廣枝、pp.76-78.
地域の和食「すぐき◎京都 -上賀茂に伝わる発酵技術-」秋道智彌、pp.79-81.
生き物のいま「東日本大震災津波後に出現したミズアオイ」島田直明、pp.82-87.
論文「花見と場所取り -円山公園(京都市)の事例-」増野高司、pp.88-101.
レポート「神ののりものとしての馬 -多度大社上げ馬神事試論-」石神教親、pp.102-107.
おすすめの本「生態学を基盤に世界史を見る」岩槻邦男、p.108. // 梅棹忠夫(1967初版など)『文明の生態史観』中央公論社。// Tadao Umesao (edited by Harumi Befu ; translated by Beth Cary) 2003 "An ecological view of history : Japanese civilization in the world context" Trans Pacific Press
生き物文化誌学会情報
特集 イノシシと人 -日本列島からの展望-、pp.6-7. *イノシシの仲間の分布図
「序論 変わりつつあるイノシシと人の関係」黒澤弥悦・池谷和信、pp.8-13.
<歴史・文化からのまなざし>
「土器と祈りにみるイノシシ」新津 健、pp.14-19.
「島に運ばれた縄文イノシシ」山崎京美、pp.20-25.
「イノシシの生態とシシ垣(侵入防止柵) -イノシシとの共存をめぐって-」高橋春成、pp.26-31.
コラム「下顎骨を飾る文化」野林厚志、pp.32-33.
<イノシシとブタ、イノシシと人の現場>
「イノシシとブタ」西堀正英、pp.34-39.
「イノシシ猟の現在 ―西表島の事例―」中沢嗣地、pp.40-43.
「猟師との交流をとおしてのイノシシ猟 ―西表島の事例―」伊藤真穂、pp.44-47.
<イノシシと人に関わる新たな展開>
「日本列島のイノシシ害」小寺祐二、pp.48-53.
「九州山地におけるイノシシ飼育 ―宮崎県西都市の事例―」鈴木良幸、pp.54-61.
「現代のイノシシの食文化」佐野晶子、pp.62-67.
珍品図鑑「ニューギニアの蔓細工製装飾盾」山口徹、p.1.
巻頭言「生き物から教わる」山中伸弥、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
自然を読む「下鴨神社の森と湧水 -糺の森の生態史-」秋道智彌、友田重臣、pp.68-71. *読み:糺(ただす)の森
フィールドレポート日本「「ひっつき虫」方言の変化を探る」大西拓一郎、pp.8-13.
地域の和食「白玉属◎瀬戸内 -人やモノとともに移動したイネたち-」佐藤洋一郎、pp.72-73.
地域の和食「鯉◎長野 -歌人・牧水も舌鼓を打った千曲川の鯉-」山田敏彦、pp.74-79.
論文「タイ南部リボン島における人間とジュゴンの関係 : ジュゴンの民俗分類と利用に関する海域間比較より」阿部 朱音、秋道 智彌、pp.80-89.
論文「マンボウ類の古文献の再調査から見付かった江戸時代におけるヤリマンボウの日本最古記録」澤井 悦郎、氷厘亭 氷泉、pp.90-101.
報告「「茶の湯」と「鳥学」の融合領域で :「素人」が市場初めての"羽箒の本"を書くまで」下坂 玉起、pp.102-106.
おすすめの本「農書が照らす地域の未来」田中耕司 // 三好信浩(2018)『現代に生きる大蔵永常』農山漁村文化協会、p.107.
論点「宝石サンゴ その輝きと影」岩崎 望、pp.108-109.
BIOSTORY30号:北海道における人と鳥獣
2018年11月26日、ビオストーリー30号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 北海道における人と鳥獣
「特集 北海道における人と鳥獣」pp.6-7. *表紙ページ、ヒグマなど北海道の鳥獣の写真。
「序論 北海道に探る多種共存の糸口」佐藤孝雄、pp.8-11.
<1〝人との共存〟以前の動物たち>
「遺伝子が解き明かす北海道の生物地理」増田隆一、pp.12-15.
<2 歴史からみた人と生き物>
「エゾシカと人の関係史 -縄文から近代まで-」高橋理、pp.16-22.
コラム「海獣狩猟の変遷」高橋健、pp.23-27.
「北海道のクマ信仰・クマ儀礼」池田貴夫、pp.28-35.
<3 現代にみる人と生き物 -軋轢と共存->
「トド・アザラシの漁業被害との共存」宇仁義和、pp.36-43.
「ヒグマと人との共存に向けて -アイヌの知恵に学ぶ北海道のヒグマ管理-」間野勉、pp.44-51.
コラム「河川環境とシマフクロウ」表 渓太、pp.52-55.
「北海道における希少猛禽類の事故と環境治療」齊藤 慶輔、pp.56-63.
コラム「絡み合う人とオオワシ」佐藤孝雄、pp.64-66.
珍品図鑑「アイヌ民族の矢筒」大坂 拓、p.1.
巻頭言「都市養蜂 赤坂 Bee Town プロジェクト」高橋進、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
自然を読む「西アフリカ・サヘルにおける自然の摂理 : 緑化を目的とした都市ごみと家畜の利用、樹木伐採」大山 修一 pp.67-71.
フィールドレポート海外「ペルー沿岸部での釣り漁 -“ムイムイ”と人との関わりから-」荘司一歩、pp.72-73.
フィールドレポート海外「エチオピアの牛耕」田中利和-、pp.74-75.
フィールドレポート日本「現在に続く焼畑」辻本侑生、pp76-77.
地域の和食「シラス:和歌山 人の暮らしを映す小さな生き物」中井精一、pp.78-80.
地域の和食「レンコン: 徳島 近代に発展した歴史ある食材」林 香与子、pp.81-83.
論文「インド北西部における家畜牽引車の利用とその変容」遠藤 仁、pp.84-93.
*読み 牽引車(けんいんしゃ)
報告「タイ中部におけるイスラームの犠牲祭と犠牲獣」増野 高司、pp.94-101.
生き物のいま「大槌町『郷土財』としての湧水イトヨの今」森 誠一、pp.102-108.
おすすめの本「天と大地の間に繰り広げられる神々・ヒト・生き物の賛歌」園江 満、p.109. // 野田サトル(2014-2022年連載、全31巻漫画)『ゴールデンカムイ』集英社。
BIOSTORY29号:ミュージアムと生き物文化 “博物館”の新たな方向性の模索
2018年5月25日、ビオストーリー29号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 ミュージアムと生き物文化 “博物館”の新たな方向性の模索、p.6.
「序論 ミュージアムからみえる生き物と人」池谷 和信、pp.7-9.
<第一部 新しいミュージアムへの挑戦>
「ニフレルにおけるヒトと生き物 : ワオキツネザルを中心とした関係性」小畑 洋、pp.10-15.
「酢酸菌を身近に感じられる博物館:ミツカンミュージアム・MIM」岸 幹也、pp16-17.
「植物園からバイオミュージアムへ」湯浅 浩史、pp.18-23.
「"ごった煮"から学ぶ生き物文化 : 東京農業大学「食と農」の博物館」黒澤 弥悦、pp.24-27.
<第二部 生き物から文化へ、文化から生き物へ>
「動物飼育から家畜の展示まで : 上野動物園と生き物」小宮 輝之、pp.28-33.
「胃袋から国際交流まで:牛の博物館」川田啓介、pp.34-35.
「馬と馬文化に触れる : 馬の博物館」末崎 真澄、pp.36-39.
「生き物と民博 : 生き物文化誌博物館構想」野林 厚志、pp.40-45.
「北方地域における広くて深い生き物とのかかわり:北海道立北方民族博物館」中田 篤、pp.46-47.
<第三部 生き物文化誌の未来へ>
「博物館と動物」遠藤 秀紀、pp.48-53.
「生き物と地域を結ぶ「生き物文化ミュージアム」への道 : 富山市ファミリーパーク」山本 茂行、pp.54-57.
「ミュージアムと生き物文化誌 : 将来への提案」秋篠宮 文仁、pp.58-63.
珍品図鑑「世界の楊枝」稲葉 修、p.1.
巻頭言「生き物文化の草の根」福岡伸一、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
フィールドレポート海外「スーダン・ドンゴナーブ湾でジュゴンに飛びつく」市川光太郎、pp.64-65.
フィールドレポート日本「三陸地方の人びとの生業活動史を探る」池田菜穂、pp.66-67.
自然を読む「鳥海山がつくった象潟の風景 : 山体崩壊・地震・松尾芭蕉」林 信太郎、pp.68-73.
地域の和食「サメ◎新潟県上越市域 近海産が減少しても根強く残るサメ食文化」森 俊、pp.74-76.
生き物のいま「伊勢神宮の森づくり」笹岡 哲也、pp.77-83.
生き物のいま「ニホンカワウソ(1)複雑な成立過程を示唆するデータも : 最新機器によるミトコンドリアDNA解析から」和久 大介, 佐々木 剛、pp.84-89.
生き物のいま「ニホンカワウソ(2)九州最後の目撃記録? : 60年代末までは生き延びていた」柏原 精一、pp.90-95.
論文「鵜飼のウミウの繁殖生態と鵜匠による技術の安定化 : 宇治川の鵜飼における4年間の記録から」卯田 宗平, 澤木 万理子, 松坂 善勝, 江﨑 洋子、pp.96-105.
論点「京都議定書から20年 : 熱は冷めたのか」窪田 順平、pp.106-109.
生き物文化誌おすすめの本「野生動物と人間との悲しい関係も見え隠れ」黒澤弥悦、p.110. // 高橋春成(2017)『泳ぐイノシシの時代 -なぜ、イノシシは周辺の島に渡るのか?-』サンライズ出版.
BIOSTORY28号:特集 なぜ人は生き物を描いてきたのか?
2017年11月25日、ビオストーリー28号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 なぜ人は生き物を描いてきたのか?、p.6.
「生き物のいのちを写す:生き物文化誌としての絵画」園江 満、p.6.
「絵画における博物画の位置 : 見世物・自然探求・装飾鑑賞」高階 秀爾、pp. 7-13.
「「花鳥画」と「博物画」の皮膜で : 若冲の鶏をめぐって」奥野 卓司、pp. 14-20.
「博物画の歴史と生物表現の進展」荒俣 宏、pp. 21-28.
「「植物画」は、果たして絵画芸術なのか?」西野 嘉章、pp. 29-35.
「英国キュー王立植物園 : その使命と、植物画の現場から」山中 麻須美、pp. 36-45.
コラム 生き物を描くということ「鳥たちの柔和な表情に教えられて、人間社会の未来を考える」上村 淳之、pp. 46-49.
インタビュー 生き物を描くということ「知識に流されずに本質にせまろうとする目、それは科学も絵画も同じ」甲斐 信枝、聞き手:園江 満、pp. 50-57.
「旧石器時代洞窟壁画に描かれた動物のかたち」五十嵐 ジャンヌ、pp. 58-65.
コラム マンガに描かれた生き物たち「ヒトとの交感そして不可思議の表現」園江 満、pp. 66-69.
珍品図鑑「西アフリカ、ナイジェリアの絹織物」井関和代、p.1.
巻頭言「コーヒーを通じた社会貢献」高岡浩三、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
フィールドレポート海外「人は、生き物を描き続ける:アフリカ・フランス・日本」池谷和信、pp.70-71.
フィールドレポート海外「キノコに学ぶサバイバル術」赤嶺 淳、pp.72-73.
フィールドレポート日本「沖縄県伊良部島における生き物採集」伊藤洋志、pp.74-75.
自然を読む「遊牧エコシステムの終焉?」小長谷 有紀、pp. 76-79.
地域の和食 : 生き物を活かす知「ハタハタ : 秋田 生きものを活かす知、ショッツル」秋道 智彌、pp. 80-82.
地域の和食 : 生き物を活かす知「なにわ伝統野菜 : 大阪 グローバル、バーチャルな世の中に一石を投じる「食のものさし」」森下 正博、pp. 83-85.
生き物のいま「萩椿物語 : 人の生活との関わりから誕生した椿群生林」草野 隆司、pp. 86-91.
生き物のいま「神通川のサクラマス : 高田勇さんからの聞き取りをもとに」中井 精一 、pp. 92-97.
報告「カリブ海のウミガメ食」高木 仁、pp. 98-108.
生き物文化誌必読書「不思議な魚に関わる不思議な人々の物語」大石高典、p.109.
BIOSTORY27号:特集 沖縄の在来家畜と人
2017年5月25日、ビオストーリー27号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 沖縄の在来家畜と人、pp.6-7.
総論「アジアのなかの琉球列島の在来家畜と人」髙田 勝, 池谷 和信、pp.8-15.
ブタ・イノシシ「琉球列島への家畜ブタの導入」本郷 一美、pp.16-21.
ブタ・イノシシ「南西諸島の島豚とイノシシ : その知られざる関係」黒澤 弥悦、pp.22-27.
ブタ・イノシシ「台湾における家畜の供犠」野林 厚志、pp.28-33.
ウマ「琉球馬(宮古馬)の特性と人」長濱 幸男、pp.34-39.
ウマ「琉球競馬のルーツを探る」梅崎 晴光、pp.40-45.
ニワトリ「鶏:世界から日本・沖縄を見てみる」山本義雄、pp.46-47.
ニワトリ「チャーン、高度な音楽性を身につけた謎多き鶏」柏原 精一、pp.48-53.
現状と未来「沖縄在来家畜の利用と未来」高田 勝、pp.54-55.
総括「沖縄の在来家畜から世界へ」池谷和信、pp.56-57.
珍品図鑑「サルの歯の首飾り」池谷和信、p.1.
巻頭言「琉球のウマと草地」近藤誠司、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
フィールドレポート海外「ラオスにおける蜂蜜の文化誌」園江 満、pp.58-59.
フィールドレポート日本「沖縄のカツオ漁と餌漁」吉村健司、pp.60-61.
自然を読む「荒ぶる自然、クマの降臨」大井 徹、pp.62-65.
地域の和食 生き物を活かす知「ミズ : 山形・秋田 縄文時代といまをつなぐであろう、鳥海山麓のミズ」菅原 善子、pp.66-68.
「生き物のいま 商品化されるアフリカの在来果樹マルーラ」藤岡 悠一郎、pp.69-74.
総説「タイムトラベラー「もんじょこむし」 : 古文書から採集する生き物」深川 博美、pp.75-88.
論文「マンボウの現代民俗 : ネットロア化した「マンボウの死因」に関する考察」澤井 悦郎、pp.89-96.
レポート「フィリピンにおけるスイギュウの乳利用に関する調査報告 : ルソン島中部のスイギュウ研究所の取り組み」辻 貴志、pp.97-109.
生き物文化誌必読書「本当の「水色」を見つけるために」森 誠一、p.110.
BIOSTORY26号:特集 富山湾 その自然と人びとの暮らし
2016年11月25日、ビオストーリー26号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 富山湾:その自然と人びとの暮らし
「「富山湾」美しく豊かな海」中井 精一、pp.6-15.
コラム「富山湾、「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟」島谷 徹、pp.16-19.
「地形・地質から見た富山湾と不思議な生き物」竹内 章、pp.20-27.
コラム「蜃気楼と生き物」石須 秀知、pp.28-31.
「富山湾の自然環境と魚類相」稲村 修、pp.32-38.
コラム「富山の鱒寿し」富山ます寿し協同組合、pp.39-42.
「考古学から見た富山湾の自然と生業 : 環境史の視点から」内山 純蔵、pp.43-50.
コラム「瑞龍寺の法堂天井画」原口 志津子、pp.51-54.
「『万葉集』に見る富山湾の自然と人びと」坂本 信幸、pp.55-61.
珍品図鑑「チェンケイ(丁子)箱」井関和代、p.1.
巻頭言「富山売薬と人びと」高橋昌幸、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
自然を読む「田植え再考」宇根 豊、pp.62-65.
フィールドレポート海外「ネパールの牧畜 出稼ぎと道路と羊飼い」渡辺和之、pp.66-67
フィールドレポート日本「圧痕が切り開く新たな縄文時代像」小畑弘己、pp.68-69.
フィールドレポート日本「近世のの漂流記に見る魚と漂流者」橋村修、pp.70-71.
地域の和食 生き物を活かす知「豆腐◎岐阜 こも豆腐 : 山村のおもてなし料理」岡本 貴久子、pp.72-74.
地域の和食 生き物を活かす知「ナマズ◎滋賀-福島 ナマズ食文化の東進・北進拡散」森 誠一、pp.75-77.
生き物のいま「神の鳥ライチョウをまもる : 動物園だけにできること」山本 茂行、pp.78-83.
論文「明治大正期の蚕糸業の飛躍と外山亀太郎博士の功績 : 遺伝学と農業技術が農村にもたらした"地域創生"」森久保 俊満, 御領 奈美、pp.84-96.
研究ノート「正宗文庫蔵『備陽記』にみられた日本最古と考えられるマンボウの絵に関する考察」澤井 悦郎、pp.97-101.
レポート「富山湾を挟んだ地域間交流 : 富山県魚津市古鹿熊(ふるかくま)の葛根採取と獅子舞の受容をめぐって」森 俊、pp.102-106.
生き物文化誌必読書「生き物からみえる人の世界」池谷和信、p.107.
生き物文化誌必読書「統合知の勝利品『ナマズの博覧誌』陽 捷行、pp.108-109.
表紙
特集 薔薇の物語
「「バラ」から「薔薇」への長い旅路」上田 善弘、pp.6-17.
「明治以前の日本のバラ」湯浅 浩史、pp.18-23.
コラム「不思議な魅力の源泉はどこに 「百万本のバラ」のものがたり」加藤 登紀子、pp.24-27.
「荻巣樹徳さんに聞く 野生種の宝庫が育んだもう一つの薔薇文化(中国)」荻巣 樹徳, 柏原 精一、pp.28-35.
コラム「塩崎敬子 : 薔薇の想像力」谷川 渥、pp.36-39.
「四季咲きの「謎」が解けた : 千年余の昔、「動く遺伝子」がひき起こした、たった1回の突然変異」岩田 光、pp.40-48.
コラム「湧永満之記念庭園 バラにみちびかれた、さまざまな出会い」湧永 道子、pp.49-51.
コラム「平和を願い、見守る「アンネのバラ」」相原 尚子、pp.52-55.
「青いバラ : 遺伝子組換えがかなえた「不可能」の花」田中 良和, 福井 祐子、pp.56-63.
コラム「バラ科の仲間」大出 英子、pp.64-67.
コラム「コンテンツの中の薔薇 : マンガにみる表現と人との関係性」園江 満、pp.68-71.
珍品図鑑「キソウテンガイ」水野一晴、p.1.
巻頭言「水界の薔薇たち」掘 由紀子、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
自然を読む「 "桃源郷"の向こう側 徳島県つるぎ町の傾斜地農耕」内藤 直樹、pp.72-75
フィールドレポート日本「花綵列島のなりたちを探る」西田治文、pp.76-77. *読み【花綵列島】かさいれっとう:(festoon islands)円弧状または弓形に配列され、花綵(はなづな)のような形をなしている列島。弧状列島の別称。特に千島・日本・琉球列島を指した呼称。
フィールドレポート海外「ラオスの焼畑と大型家畜の関係」広田 勲、pp.78-79.
地域の和食 生き物を活かす知「フナズシ(鮒ずし) : 滋賀 祭りや行事に必須のもてなし食」堀越 昌子、pp.80-82.
地域の和食 生き物を活かす知「くさや : 新島(東京) いま見直したい「臭いもの」」梅室 英夫, 北村 武、pp.83-85.
生き物のいま「大槌湾のアワビやウニは大津波でどうなったのか?」河村 知彦、pp.86-91.
報告「没後100年 帝国議会における元虫捕御用の田中芳男」保科 英人、pp.92-100.
レポート「国指定天然記念物「多度のイヌナシ自生地」保護の10年」石神 教親、pp.101-105.
論点「温暖化と農作物」陽 捷行、pp.106-109.
生き物文化誌必読書「ネアンデルタール人類絶滅に関する新仮説」佐藤孝雄、p.110.
BIOSTORY24号:特集 生き物の声・メッセージを「きく」
2015年11月25日、ビオストーリー24号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 生き物の声・メッセージを「きく」、p.8.
「きく : 感性と文化をめぐって」西本 由利子、pp.9-13.
「ハワイのウグイスのさえずりを聞く」濱尾 章二、pp.14-19.
「牛の鳴き声の地域差と人々の暮らし」中井 精一、pp.20-23.
「ペットの声・気持ちを聞く」増田 宏司、pp.24-29.
「鈴虫の音をきく」桂 紹寿、秋道 智彌、pp.30-35.
「香を聞く」畑 正高、pp.36-41.
「茶を聞く」小山 茂樹、pp.42-47.
「木々の声をきく樹木医」石井 誠治、pp.48-53.
「身体・患者にきく」新宮 良介、pp.54-59.
「シャーマンは、果たして「死者の声」を聞いているのだろうか : 現代モンゴルのシャーマンたちの「憑霊」の語りから」島村 一平、pp.60-65.
珍品図鑑「キノコの日除け笠」原野耕三、p.1.
巻頭言「「聞く」と「聞こえる」」岩槻邦男、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
「明治神宮の歴史と、樹木から森へ」pp.6-7.
自然を読む「ミツバチの異変」小田 忠信、pp.66-69.
フィールドレポート日本「石垣島の津波石とジュゴン」秋道智彌、pp.70-71.
フィールドレポート海外「ゴマ! ゴマ! ゴマ!(魚よ出てこい):森に消えゆく魚毒漁の知恵」大石高典、pp.72-73.
フィールドレポート海外「インドのラック事情」北川美穂、pp.74-75.
地域の和食「生き物を活かす知 ササゲ : 富山 越中五箇山のササゲの栽培と食習」森 俊、pp.76-78.
地域の和食「生き物を活かす知 お茶 : 福岡 博多玄界灘とお茶」山口 哲也、pp.79-81.
生き物のいま「明治神宮の歴史と、樹木から森へ」進士 五十八、p.82-88.
生き物のいま「熱帯林の周りでみえてきたもの」藤田 知弘、pp.89-93.
論文「山村の特産品づくりを支える資源利用ネットワーク : 滋賀県高島市朽木におけるトチ餅生産とトチノミ利用」八塚 春名, 藤岡 悠一郎、pp.94-106.
生き物文化誌必読書「生き物としての地球生命圏」陽 捷行 、p.107.
論点「温暖化にともなう虫たちの変化」桐谷圭治、p.108.
BIOSTORY23号:特集 生き物をほふる 供犠と供養
2015年5月25日、ビオストーリー23号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 生き物をほふる 供犠と供養
「生き物の死へのまなざし:生き物文化誌からの視点」池谷和信、pp.6-7.
<供犠と供養>
「人間にとっての供犠と供養」山折 哲雄、pp.8-15.
「供犠される動物、供養される生き物 : 多様な動物観の共存を求めて」池谷 和信、pp.16-23.
<供犠の世界:家畜や人>
「ニワトリとブタの供犠 : タイ北部に暮らすミエン族の事例」増野 高司、pp.24-27.
「供犠されるリャマとアルパカ : 考古学からの視点」鵜澤 和宏、pp.28-31.
「人身供犠は供犠なのか?」山田 仁史、pp.32-39.
<供犠の世界:生き物>
「生き物の弔いと地域社会 : フィールドワークの経験から」関 いずみ、pp.40-47.
「草木塔 : 木にも命あり」佐野 賢治、pp.48-51.
「虫の供養 : 虫塚にみる科学と信仰」森川 千春、pp.52-56.
「供物に使う猪・鹿の供養」川野和昭、pp.57-60.
「ペット供養 : 人と動物の絆の結び替えと存続」ジュマリ アラム、pp.61-65.
珍品図鑑「アザラシと人間をあらわす仮面」秋道智彌、久保田亮、p.1.
巻頭言「花店の歴史」川並裕幸、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
自然を読む「日本海・富山湾の異変?」稲村 修、pp.66-69.
フィールドレポート日本「コケ庭と日本の文化」大石善隆、pp.70-71.
地域の和食 生き物を活かす知「アワビとほうちょう : 千葉県 近くて遠い、憧れの食材」田邉 由美子、pp.72-74.
地域の和食「生き物を活かす知 柚餅子 : 富山 柚子の香りは神の喜び」大島 政文、pp.75-77.
生き物のいま「東日本大震災大津波の被災地に誕生した湿地の植生と植物」星野 義延, 星野 順子, 深町 篤子、pp.78-83.
生き物のいま「祖先と自らを結びつける家畜 : 台湾客家の神豬」野林 厚志、pp.84-89.
生き物のいま「「大自然の国」ナミビア : 野生動物の溢れる自然保護区とそこに暮らす人びとのいま」山科 千里、pp.90-95.
論文「明治から平成の新聞記事に見るニホンカワウソに関する記事内容の変化」山本 佳代子, 安藤 元一, 小川 博, 秋篠宮 文仁, 奥野 卓司、pp.96-106.
論点「文化財の保存 ワンコイン・トラストと牛車」陽 捷行、pp.107-109.
生き物文化誌必読書「動物の鳴き声とその表現の背景」中井精一、p.110. // 山口仲美(2002)『犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い』光文社新書。
BIOSTORY22号:生き物としての富士山 その未来を考える
2014年12月、ビオストーリー22号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 生き物としての富士山:その未来を考える
「生き物としての富士山:その未来を考える」秋道智彌、p.6.
「水の大循環1 駿河湾を豊かにする富士山の湧水」萩原 直樹、pp.7-13.
「水の大循環2 富士山の水循環の可視化 : 海底湧水を含めて」竹村 公太郎, 加藤 憲二, 立田 潤一郎、pp.14-17.
「駿河湾のサクラエビ漁」関 いずみ、pp.18-23.
コラム「「富士山」に関する文献」丸山 高弘、pp.24-26.
「世の中と富士山に折り合いをつけて暮らす文化」礒村 洋之、pp.27-33.
「富士山信仰と近代日本の森づくり」岡本 貴久子、pp.34-41.
コラム「富士山と薬草」齋藤 暖生、pp.42-45.
「富士山の植物 概観」渡辺 健二、pp.46-53.
コラム「富士山とわさび : その奇跡的な出合い」山根 京子、pp.54-57.
珍品図鑑「ヤマアラシの針毛のヘアバンド」井関和代、p.1.
巻頭言「人類の“バカの壁”」赤城攻、pp.2-3.
自然を読む「古代のモモ」那須 浩郎、pp. 58-61.
フィールドレポート海外「「つくる漁業」の国際展開:フィリピンでのエビ放流事業」石川智士、pp.62-63.
フィールドレポート日本「石になった動物の言伝て:広島県の動物慰霊碑」大丸秀士、pp.64-65.
生き物のいま「メガマウスの解剖」堀江 琢、pp.66-71.
地域の和食「生き物を活かす知 だだちゃ豆 : 山形 殿さまが愛した伝統野菜」宮守 徳弘、pp.72-74.
地域の和食「生き物を活かす知 キビナゴ : 鹿児島 南北600km、鹿児島の海の幸」橋村 修、pp.75-77.
論文「近世における動物(鷹)飼育のマニュアル : 新出資料の鷹書紹介」二本松 泰子、pp.78-87.
コメント「分野横断的思索における構造的な課題」波多野幾也、p.88. *二本松泰子氏の論文へのコメント
論文「川のエビ・カニ類の漁具漁法と川の保全」諸喜田 茂充、pp.89-97.
論文「植物遺体である「埋木」の語義の変遷に関する考察 : 「埋木」、「神代杉」および「埋木細工」の関係」成田 廣枝、pp.98-105.
論点「日本海で見つかった新種フシギサメハダホウズキイカ」窪寺恒己、pp.106-107.
生き物文化誌必読書「農高生の熱い夢と苦悩」園江満、p.108. // 荒川弘(2011-2019年連載、全15巻の漫画)『銀の匙 Silver Spoon』小学館。
BIOSTORY21号:特集 馬とはどのような生き物か? 馬と人の出会いから未来へ
2014年6月、ビオストーリー21号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 馬とはどのような生き物か? 馬と人の出会いから未来へ
「馬の力」末崎 真澄 pp.6-13.
「日本在来馬の起源」松井 章, 丸山 真史 pp.14-18.
「日本在来馬の源流をもとめて:中国古代を駆けた馬たち」菊地 大樹 pp.19-25.
「出土馬遺体研究の現状:東日本を中心に」植月 学 pp.26-31.
コラム「馬の足拓から見えてくること」小宮 輝之 pp.32-37.
「人と馬と馬頭観音」片山 寛明 pp.38-43.
コラム「馬と牛:人とともに歩んできた大型家畜」楠瀬 良 pp.44-47.
「中世螺鈿鞍の美」小松 大秀 pp.48-55.
コラム「ホースセラピーの現状」川嶋 舟 pp.56-59.
「ウマの遺伝学研究 : 品種・系統・形質」戸崎 晃明 pp.60-67.
コラム「人と馬の絆:馬の創作絵文字」豊下 康次 pp.68-71.
「モンゴルにおけるウマの習性と個性に対する認知」小長谷 有紀 pp.72-79.
コラム「移牧者はばったりと遺伝子に出会う:インドの馬、ロバ、種間雑種」木村 李花子 pp.80-83.
コラム「馬の尾毛製帽子:済州島・韓国」秋道智彌、pp.84-85.
珍品図鑑「巨大バオバブの樹皮の帽子」湯浅浩史、p.1.
巻頭言「日本のBIO、欧州のBIO」小林義明、pp.2-3.
フィールドレポート海外>「エチオピア高地におけるウマの利用:危機遺産の中で生きる人びと」板垣順平、pp.86-87.
フィールドレポート日本>「鵜の山のカワウ」亀田佳代子、pp.88-89.
新連載 地域の和食:生き物を活かす知「連載開始にあたって」秋道智彌、p.90.
地域の和食:生き物を活かす知「がんもどき◎富山 大豆を活かした豆腐加工食品と報恩講料理」中井精一、pp.91-94.
地域の和食:生き物を活かす知「コンブ◎沖縄 コンブの道と沖縄料理」秋道智彌、pp.95-97.
論文「タイ肝吸虫感染に関わる淡水魚の生産・流通・消費の実態 : ラオス中南部サワンナケート県の農村部を事例に」岩﨑 慎平, 神松 幸弘, 門司 和彦、pp.98-106.
論点「明治神宮の森の百年」進士 五十八、pp.107-109.
生き物文化誌必読書「アイデアの積み重ね」西本由利子、pp.110. // 高田 郁 (髙田郁)『銀二貫』幻冬舎。
BIOSTORY20号:特集 神様となった生き物たち
2013年12月、ビオストーリー20号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 神様となった生き物たち
「生き物の霊性伝承」野本 寛一、pp.14-21.
「媒介者としての鳥 : その神話とシンボリズム」山田 仁史、pp.22-29.
コラム「クジラとカミ」秋道 智彌、pp.30-33.
「飼熊儀礼の研究 : 現状と課題」佐藤 孝雄、pp.34-43.
コラム「クバ : 沖縄のビロウ(蒲葵)」大湾 ゆかり、pp.44-47.
「クスノキ巨樹の信仰と崇拝」佐藤 洋一郎、pp.48-55.
コラム「稲への祈り : 儀礼と神話をとおして」川野 和昭、pp.56-59.
コラム「織り仕事の神さま「木花開耶姫(このはなさくやひめ)」」井関 和代、pp.60-63.「常世蟲はいなかった? : 皇極天皇三年の大騒動とは何だったのか」柏原 精一、pp.64-73.
珍品図鑑「雪鯨橋(せつげいきょう)」p.1.
巻頭言「雑穀と雑草の多様性」那須浩郎、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
フィールドレポート日本「日本のヒョウタンを変えた大瓢エース」森 義夫、pp.6-9.
自然を読む「自然を読む 木を切ってしまった人びと : アフリカの開発と自然」重田 眞義、pp.10-13.
フィールドレポート海外 「北アメリカ北西海岸の考古学」松井章、pp.74-75.
フィールドレポート海外 「ユニークな水田漁撈 : ラオスのルム・パ」辻 貴志、pp.76-78.
生き物のいま「津波震災を乗り越えた大槌町湧水イトヨからの発信」森 誠一、pp.79-85.
生き物のいま「イバラトミヨは、愛を育む : 山形県立遊佐高等学校の総合学習からの現場報告」鈴木康之、pp.86-91.
生き物のいま「生き物たちとつきあう」岩槻 邦男、pp.92-97.
論文「生物多様性を図像化する方法としての系統樹曼荼羅」長谷川 政美、pp.98-107.
生き物文化誌学会必読書「虫を通して人を見る」柏原精一、p.108.
BIOSTORY19号:特集 発酵が生み出す豊かな食文化
2013年6月、ビオストーリー19号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 発酵が生み出す豊かな食文化 p.6.
コラム「世界で一番硬い発酵食品:鰹節」小泉幸道、p.7.
「盛岡「石割桜の酵母」を利用した復興支援商品の開発秘話」笠井 宏朗, 猪又 幸江、pp.8-14.
コラム「植物はどこまで育つ? 「万田酵素」が取り組む壮大な実験」柏原精一、pp.15-17.
「植物性乳酸菌の多様性と応用利用の可能性」岡田 早苗、pp.18-25.
「茶と健康の文化誌」田中 隆治、pp.26-30.
コラム「ヤマブドウ酒の文化誌」佐々木 茂 、pp.31-33.
「ヨーグルト乳酸菌の生態学と人類への恩恵」山本 裕司, 向井 孝夫、pp.34-40.
「牛の消化機能 : 消化にかかわる4つの胃袋」竹中 昭雄、pp.41-45.
珍品図鑑「ハリセンボンのヘルメット」秋道智彌、p.1.
巻頭言「個性豊かな生き物たち」中澤康浩、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
フィールドレポート海外「東ブータンの"実漆絞り"」北川 美穂、pp.46-49.
フィールドレポート海外「“国際キヌア年”キヌアの故郷、ボリビアを訪ねて」日高憲三、pp.50-51.
フィールドレポート日本「先史時代の岩陰での暮らしを探る-長野県小海町天狗岩岩陰遺跡-」那須 浩郎、pp.52-53.
シンポジウム「生き物文化誌「学」とは何か:新しいまなざしが新しい世界を拓く」pp.54-59.
生き物のいま「失われゆくマリモ : 初めて確認された球状マリモ集団の崩壊と消失過程」若菜 勇、pp.60-65.
生き物のいま「唐ぬ世、大和ぬ世、アメリカ世…… オキナワカラスアゲハの吸蜜植物観察から見えてくること」柏原 精一、pp.66-73.
論文「醸造酒パルショータを主食とする社会 : エチオピア南部諸民族州デラシェ特別自治区において」砂野 唯、pp.74-84.
論文「アマゾンの氾濫原におけるバナナの自給的栽培 : ペルー先住民シピボの事例から」大橋 麻里子、pp.85-94.
研究ノート「フィリピン・パラワン島 焼畑農耕民モルボッグの家畜飼養 : その世帯経済上の戦略と社会・生態環境への対応」辻 貴志、pp.95-101.
レポート「仏典のなかのラック : 正倉院薬物が物語るもの」谷 麻理、pp.102-107.
論点「地魚から考える重層的な食糧戦略」秋道智彌、pp.108-109.
生き物文化誌必読書「「作り手」が著した本」井関和代、p.110.
生き物文化誌学会情報、p.111.
次号予告・編集後記、p.112.
BIOSTORY18号:特集 斑と斑入りの世界:病と魔性のはざま
2012年12月、ビオストーリー18号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 斑と斑入りの世界:病と魔性のはざま、p.6.
*読み 斑(まだら)と斑入り(ふいり)
「トランスポゾンによって生じる植物の斑」仁田坂 英二、pp.7-15.
「斑入り植物の歴史と多様性」湯浅 浩史、pp.16-23.
「カラタチバナの斑入りのパターン」荻巢 樹德、pp.24-27.
「斑(まだら)な世界を形作る遺伝子たち」寺井 洋平, 米澤 隆弘, 長谷川 政美、pp.28-37.
コラム「魚の不規則なまだら模様と規則的なまだら模様」中坊 徹次、pp.38-41.
コラム「ボディ族のウシとまだら模様」編集部、pp.42-45.
「「斑(まだらもよう)」の風景 : 直視すると生命力を、遠望すると生物多様性を」進士 五十八、pp.46-54.
「ヒョウ柄の衣装と人間 : 美・残忍性・活力の信号」編集部、pp.55-57.
珍品図鑑「玉虫の鞘翅が差し込まれた弁当箱」野中健一、p.1.
巻頭言「「なれずし」と「塩辛」」堀田満、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
自然を読む「鳥海山麓の湧水をめぐる四季」菅原 善子、pp.58-61.
フィールドレポート海外「象頭神ガネーシャとヴァーハナ」福内千絵、pp.62-63.
フィールドレポート日本「中津干潟の生物を通じて海と人の関係を考える」足利由紀子、pp.64-65.
震災と生き物を考える「この国の環境 : 生き物としてみた古往今来」陽 捷行、pp.66-77. *古往今来 こおうこんらい
震災と生き物を考える「復旧事業は東北の自然をどう変えるか」永幡 嘉之、pp.78-81.
論文「贈答品としてのタンチョウの利用 : 近代日本における事例を中心に」久井 貴世、pp.82-92.
研究ノート「カリブ海沿岸での先住民によるウミガメ捕獲 : ニカラグアにおけるミスキートの網漁の事例」高木 仁、pp.93-99.
生き物のいま「雑種シダの種形成 : 進化における収斂と網状進化」岩槻 邦男、pp.100-105.
論点「温暖化と海の生き物」秋道智彌、pp.106-107.
生き物文化誌必読書「歴史学からの発言」松井章、p.108.
生き物文化誌学会情報、pp.109-110.
次号予告・編集後記、p.112.
特集 境界、p.6.
「境界の思想」桑子 敏雄、pp.7-14.
「ヒトと野生生物の「境界」をどのように定めるか : 「国頭村森林地域ゾーニング計画」」谷口 恭子、pp.15-22.
「川を巡る境界」島谷 幸宏、pp.23-27.
コラム「「境界」を設定する人間・行き来するモノ」合田博子、pp.28-29.
「分断的境界を克服する「包括的再生」の思想 : 佐渡島の水辺再生の現場から」豊田 光世、pp.30-36.
「地域共同体・包括的取り組み・連携 : 境界を超えるランドケア」M シーゲル、pp.37-43.
「境界の地、「うさ」・「くにさき」の祭祀を読む : 放生会・修正鬼会・峰入り」飯沼 賢司、pp.44-49.
珍品図鑑「カワウソとナマケモノの皮の太鼓」山口吉彦、p.1.
巻頭言「桜に思う」小野元之、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
自然を読む「花鳥画の世界 : 中国五代に生まれたと言われる花鳥画の世界が何故日本固有の文化になってしまったのか」上村 淳之、pp.50-53.
フィールドレポート海外「白褲・瑶のロウ染め」井関和代、pp.54-55.
フィールドレポート日本「沖縄本島北部における琉球藍の製造技術について」大湾ゆかり、pp.56-57.
生き物のいま「幸福の国に棲む幻の大蝶 : ヒマラヤの貴婦人ブータンシボリアゲハ」矢後 勝也、pp.58-61.
生き物のいま「生きもの語りの現在 : 田んぼの世界と百姓仕事を伝えるための」宇根 豊、pp.62-68.
震災と生き物を考える「生き物の物語化 : このクニの自然と人」森 誠一、pp.69-76.
震災と生き物を考える「東日本大震災で被災した文化財とその救出活動」松井 章、pp.77-85.
論文「近世の兵庫津における水産物利用 : 魚貝類遺存体による食文化の研究」丸山 真史、pp.86-98.
レポート「狼の落とし物 : 伝承と記録のはざまに」菱川 晶子、pp.100-103.
「書評 『中世鷹書の文化伝承』二木松泰子著」波多野 幾也、pp.104-106.
生き物文化誌必読書「雑のフィロソフィー」重田眞義、p.107.
論点「生き物文化誌研究の長期展望」秋道智彌、pp.108-109.
生き物文化誌学会情報、pp.110-111.
次号予告・編集後記、p.112.
BIOSTORY16号:特集 競う / 第2特集 震災と生き物を考える
2011年12月、ビオストーリー16号が出版されました。
ご購入を希望される方は、お近くの書店または発売元の株式会社誠文堂新光社までお問い合せください。
表紙
特集 競う、p.6.
「力を競う 闘う:闘鶏」秋道 智彌、pp.7-13.
コラム「長鳴鶏の競演」秋篠宮 文仁、pp.14-17.
「ばんえい競馬」古林 英一、pp.18-23.
コラム「日本の古式競馬」末崎 真澄、pp.24-27.
「競う金魚について」吉田 信行、pp.28-37.
「姿・美を巡って 朝顔観賞小史」米田 芳秋、pp.38-45.
「植物を競う」湯浅 浩史、pp.46-53.
コラム「歴史上、農家がいちばん元気だった時代 : 「米作日本一」にみる農家の多収競争」西尾 敏彦、pp.54-56.
「生産の場で品質を競う牛、豚(共進会)」高田 勝、pp.57-63.
緊急特集 東日本大震災:震災と生き物を考える
「東北太平洋岸震災からの復興のために」森 誠一、pp.72-81.
「「生きもの」を介した人と人の交わりが綾(あや)なす絆の大切さを改めて思う 「イトヨ」が結ぶ支援の輪」鈴木 康之、pp.82-84.
「淡水型イトヨが生息するまち : 震災からの復興に自然と歴史と文化を」佐々木 健、pp.85-87.
珍品図鑑「魚皮製衣服」齋藤 玲子、p.1.
巻頭言「サメの実像」内田 詮三、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
自然を読む「大地と天空から魚を読む : 日本とオセアニアにおける海の自然認識」秋道 智彌、pp.64-67.
フィールドレポート海外「風と潮に生きるひとびと:スワヒリ海岸キルワ島の魚柵漁」中村 亮、pp.68-69.
フィールドレポート日本「日本のカワウソ探し」安藤元一、pp.70-71.
論文 さくら基金助成研究「地域の生活に関わる一本桜 : 福島県を事例として」鈴木 貢次郎、pp.88-96.
研究ノート「小規模漁業における過密な漁場利用と共同管理 : タイ・ソンクラ湖の小型定置網漁の事例」岩崎 慎平、pp.97-107.
論点「森林という関係価値」阿部健一、pp.108-109.
生き物文化誌必読書「21世紀の<沈黙の森>」小長谷有紀、p.110.
生き物文化誌学会情報、p.111.
次号予告・編集後記、p.112.
特集 虫の世界を探る
「特集 虫の世界を探る」p.6. *特集の説明、著者名無し。
「ホタルの文化誌」小西 正泰、pp.7-13.
「祈り虫 : 創られたカマキリたち」梅谷 献二、pp.14-21.
コラム「ネコとクサカゲロウのマタタビ食文化」大野 正男、pp.22-25.
「英国ヴィクリトリア朝の博物学隆盛」奥本 大三郎、pp.26-31.
「江戸時代の昆虫標本製作に関する覚え書」田中 誠、pp.32-38.
コラム「地域社会から発信する昆虫食」野中 健一、pp.39-41.
「昆虫食への誘い」三橋 淳、pp.42-51.
コラム「漢字の「虫」とひらがなの「むし」」、pp.52-53.
「生きものへのまなざしを学にする : 害虫・益虫・ただの虫」宇根 豊、pp.54-61.
珍品図鑑「蝉型の硯」梅谷献二、p.1.
巻頭言「すしとお酢」中埜 又左エ門 和英(NAKANO Kazuhide Matazaemon)、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
生き物たちの声「なにわの伝統野菜」豊下正良、pp.62-63.
自然を読む「流域の視点から自然と向き合う : 民俗知と科学の相互作用」佐藤 哲、pp.64-67.
フィールドレポート海外「生長を助け、食を助ける:人と植物の親密な関係」八塚春奈、pp.68-69.
フィールドレポート日本「奄美大島のカンアオイ」相原秀基、pp.70-71.
レポート「「やぶさめ」を見つめて:やぶさめサミット in 毛呂山2010」石神教親、pp.72-73.
論文「モンゴルにおける骨遊び : 「問答骨」をもちいる「骨問答」」小長谷 有紀、pp.74-83.
論文「タイ北部における陸稲の耕作地をめぐる在来知 : ミエン族と陸稲との関係」増野 高司、pp.84-98.
生き物のいま「震災後のイトヨとサケ : 岩手県大槌町の現場から」秋道 智彌、pp.99-101.
生き物のいま「日本列島の温帯性針葉樹」湯本 貴和、pp.102-107.
論点「「生き物」を正しく理解するということ」岡島秀治、pp.108-109.
生き物文化誌必読書「「国土空間の履歴」を読み解くための基礎資料:『地図でみる西日本の古代:律令制下の陸海交通・条理・史跡』」桑子敏雄、p.110. // 島方洸一ら編集(2009)『地図でみる西日本の古代:律令制下の陸海交通・条里・史跡 (日本大学文理学部叢書) 』平凡社。 // 大山誠一(2009)『天孫降臨の夢:藤原不比等のプロジェクト』NHKブックス。
特集 人間は油をどのように利用してきたか?、p.6.
「油脂とヒト」堀田 満、pp.7-14.
コラム「エゴマの方言名と栽培の地域差」中井 精一、pp.15-17.
「油と乾燥地の生活 : スーダン東部ベジャ族の事例より」縄田 浩志、pp.18-27.
コラム「パーム油」中西宣夫、pp.28-29.
「油をつくる植物 : 植物油の多様性と利用の増大」田中 耕司、pp.30-35.
コラム「鯨油:燃やす、固める、撒く、食べる」森田勝昭、pp.36-37.
「肉食を求める人類 : 動物の脂と人とのかかわり方」池谷 和信、pp.38-43.
コラム「マリアの香油に導かれて:アロマテラピーと植物油」佐々木薫、pp.44-45.
「化粧とあぶら」鈴森 正幸、pp.46-51.
コラム「ラックカイガラムシの樹脂」井関和代、pp52-53.
「油絵具と油絵」森田 恒之、pp.54-59.
珍品図鑑「エピオルニス」吉田 彰、p.1.
巻頭言「ウィスキーとワインの話」鳥井信吾、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
自然を読む「クラゲの大量出現問題から読みとれること」廣海 十朗、pp.60-63.
生き物たちの声「ヒョウタン物語」森 義夫、pp.64-65.
フィールドレポート海外「ボルネオのヒゲイノシシと猟師」加藤裕美、pp.66-67.
フィールドレポート日本「水域の生き物たちを供養すること」田口理恵、pp.68-69.
論文「日本古代のクロテンの皮衣(黒貂裘)の形状について」大舘 大學(智志)、pp.70-81.
レポート「信仰に見る猿の頭骨と手 : それは偶然の出会いなのか?」黒澤 弥悦、pp.82-84.
生き物のいま「作物の品種多様性をまもる人びとの試み : エチオピアの主食作物エンセーテ」重田 眞義、pp.85-89.
生き物のいま「止まらないカシノナガキクイムシの大発生」小林 正秀、pp.90-95.
生き物のいま「日本国内、世界各地で評価の分かれる回游魚シイラ 「魚の民俗史的履歴」の試み」橋村 修、pp.96-101.
生き物のいま「よく死んだよ、今年は : 2010年モンゴル・ゾドの現場から」堀田 あゆみ、pp.102-105.
論点「エゾシカの保護と駆除」横濱道成、pp.106-107.
生き物文化誌必読書「里山 未来におくる美しい自然」森 誠一、pp.108.
生き物文化誌学会情報、pp.109-111.
次号予告・編集後記、p.112.
特集 生き物の多様性と日本文化、p.6.
インタビュー「生物多様性の意味するところ」中村 桂子、聞き手:秋道 智彌、pp.6-13
インタビュー「人と家畜の果てしないキャッチボール:好奇心の広がりに変異で応える」遠藤 秀紀、聞き手:柏原 精一好奇心の広がりに変異で応える、pp.14-20.
「生物多様性と「種」問題 : 分類する者と分類される物のはざまで」三中 信宏、pp.21-27.
「家畜の文化的多様性 : 臨床獣医師の視点による犬の文化的多様性について」細井戸 大成、pp.28-34.
「日本人が育てた花の多様性」湯浅 浩史、pp.35-41.
コラム「日本の野菜品種の多様性」鈴木昭二、pp.42-43.
「生き物の多様性と民俗思想」野本 寛一、pp.44-49.
「日本の妖怪の多様性をめぐって」小松 和彦、pp.50-55.
コラム「生物多様性ホットスポットとしての日本列島」湯本貴和、pp.56-57.
珍品図鑑「コブラのネックレス」、p.1.
巻頭言「養蜂の本のこと」荒俣 宏、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
生き物たちの声「野間馬えりかの新しい仕事」小宮輝之、pp.58-59.
フィールドレポート海外「エチオピアの蜂蜜採集」伊藤義将、pp.60-61.
フィールドレポート日本「サケの恵みを考える」秋道智彌、pp.62-63.
自然を読む「自然を詠む : 俳諧・俳句と民俗自然誌」篠原 徹、pp.64-66.
生き物のいま「魚米之郷の時空的な広がり」中島 経夫、pp.67-71.
生き物のいま「マルミミゾウをめぐるアフリカ熱帯の人と森」林 耕次、pp.72-75.
論文「「よい繁殖メス牛」の選抜と管理をめぐる農家の実践と品種改良政策 : 北上山地における短角牛飼養の事例より」泉 直亮、pp.76-87.
論文「タイ北部の山村におけるモンのタケ利用の特性とその意思決定に関する予備的考察」中井 信介、pp.88-99.
研究ノート「ミンク毛皮産業の歴史」竹下 毅、pp.100-105.
論点「国連生物多様性年を迎えて」涌井 史郎(雅之) 、pp.106-109.
生き物文化誌必読書「生き物は人を映し出す鏡」菅豊、p.110.
生き物文化誌学会情報、p.111.
次号予告・編集後記、p.112.
特集 布:生き物からの贈りもの、p.6.
「布 : その文化史的背景を探る」井関 和代、pp.7-14.
コラム「エンセーテの葉の利用:かざす・つつむ・しく・まとう」重田 眞義、p.15.
「ベトナム北部のモン民族の大麻織物」内海 涼子、pp.16-22.
「樹皮布文化とオーストロネシア語族」坂本 勇、pp.23-29.
「牧畜民の繊維利用 : インド西部ラバーリーを事例に」上羽 陽子、pp.30-37.
「モンゴルのフェルト作り」小長谷 有紀、pp.38-39.
「暮らしの中の絹 : タイ東北部の絹織物文化におけるカイコの役割」行松 啓子、pp.40-47.
「ふとん職人の木綿考」丹羽 正行、pp.48-55.
コラム「生き物との乖離(かいり)」吉本忍、pp.56-57.
珍品図鑑「無翼鶏:ウィングレス」白石幸司、p.1.
巻頭言「自然、ヒト、文化」山田康之、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
「茶の湯の羽箒 : 茶人が愛した羽の歴史」下坂 玉起、pp.58-61.
生き物たちの声「フジのひとりごと」塚本こなみ、pp.62-63.
フィールドレポート日本「「南部鼻曲がり鮭」と「淡水型イトヨ」」佐々木健、pp.64-65.
フィールドレポート海外「フィールドが教えてくれる新たな知的興奮」川野和昭、pp.66-67.
自然を読む「海を読む漁師が教えてくれたこと」三田 牧、pp.68-71.
論文「正岡子規の描く蝶 : 伝統的主題と西欧的自然観のはざまで」永橋 禎子、pp.72-81.
論文「仙台市富沢遺跡から発掘された針葉樹埋木(うもれぎ)の精油分析および化学的樹種同定の可能性」成田 廣枝, 空閑 重則、pp.82-91.
生き物のいま「トキの野生復帰と河川再生」桑子 敏雄、pp.92-94.
生き物のいま「たかがシジミ、されどシジミ」秋道 智彌、pp.95-99.
生き物のいま「文化遺産としてのチョウ : 絶滅を心配される3種を例に」柏原 精一、pp.100-105.
論点「人と動物の軋轢と共存」林良博、pp.106-107.
生き物文化誌必読書「生き物は近代化を拒否する」宇根豊、p.108.
生き物文化誌学会情報、pp.109-.
次号予告・編集後記、p.112.
特集 考古学の中の生き物たち
「生き物と人間の考古学」松井 章、pp.6-9.
「日本の遺跡から出土するヒエについて」細谷 葵, 佐藤 洋一郎、pp.10-15.
「遺跡産昆虫から探る人々の暮らし」森 勇一、pp.16-26.
「在来馬と人間のかかわり」覚張 隆史、pp.27-35.
「縄文時代の捕鯨」平口 哲夫、pp.36-42.
「トイレ考古学と生き物たち」金原 正明, 松井 章、pp.43-51.
珍品図鑑「ヒョウタン」?
巻頭言「食い物をめぐる生き物の関係」川那部浩哉、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
生き物たちの声「バスの言い分」森誠一、pp.52-53.
自然を読む「洪水を予知する生き物」秋道 智彌、pp.54-57.
フィールドレポート外国「ネパールへ赤い花のソバを求めて」西本由利子、pp.58-59.
フィールドレポート日本「美しい泥干潟」佐藤正典、pp.60-61.
論文「緒締である「鶴天」の研究解明」木村 郁子, 栫 裕永, 黒澤 雅彦、pp.62-67.
論文「第2次世界大戦後の日本におけるアザラシ産業」宇仁 義和、pp.68-80.
論文「古代エジプト先王朝時代におけるナイフハンドルの動物図像について:ナイル河谷の動物たちと原風景」大城 道則、pp.81-91.
論文「日本在来馬の歴史と現状」川嶋 舟、pp.92-106.
生き物文化誌必読書「『古事記』と『日本書紀』」岩槻邦男、p.107.
論点「食の安全・安心と「生き物」」陽捷行、pp.108-109.
生き物文化誌学会情報、p.110.
投稿規定・入会案内、p.111.
次号予告、編集後記、p.112.
特集 生き物文化誌学会設立5周年記念 「生き物文化誌学」とは何か、pp.6-7.
「鹿の霊性伝承をさぐる--信仰の中の生き物」野本 寛一、pp.8-17.
「トキを語る移動談義所の試み:風土の中の生き物」桑子 敏雄、pp.18-23.
「家畜に歌う:モンゴルの生活の中の生き物」小長谷 有紀、pp.24-31.
「「もの」と「生き物」の間:日本人にとっての「生き物」とは」鈴木 一義、pp.32-41.
「アニマル・アニメ・アニミズム:「生き物文化誌」とは」奥野 卓司、pp.42-49.
「人と生き物の新たな関係を求めて:「生き物文化誌学」とは」池谷 和信、pp.50-57.
「歌で語る生き物」加藤 登紀子、pp.58-61.
「パネルディスカッション 生き物文化誌学のさらなる展開をめざして」秋篠宮 文仁, 池谷 和信, 奥野 卓司、pp.62-71.
巻頭言「ミミズが教えた「エコプレー」」岡田達雄、p.1.
芸術が語る生き物「遊牧民の皮嚢壷(ひのうこ)」井関和代、pp.2-3.
目次、pp.4-5.
フィールドレポート1「国境なき「山地民」の豊かな暮らし」園江満、pp.72-73.
フィールドレポート2「里山におけるわたしの「すいば」」阪本 寧男、pp.74-75.
地元からの発信「ツシマヤマネコを守る:対馬の自然と文化の再生事業」村山 晶、pp.76-79.
この人「アマゾンの人と生き物に魅せられて」山口吉彦(紹介者 柏原精一)、pp.80-81.
論文「〈うみ〉は与え、そして奪う 生き物の居住空間としてのうみ:エストニアとリボニアの例をもとに」Lindstrom kati (リンドストロム・カティ)、pp.82-94.
私の観察日記「戦国大名と鷹狩の研究」波多野幾也、pp.95.
報告「ナマズのあれこれ:その魅力の一端」緒方 喜雄、pp.96-103.
生き物文化誌学会情報、pp.104-105.
投稿規定/入会案内、p.106.
執筆者プロフィール、pp.106-107.
次号予告 編集後記、pp.108.
特集 豆の生き物文化誌 人と豆の丸い関係、pp.6-7.
特集1「マメの栽培化と伝播:食用豆の起原は7,000前に遡る。各起原地で何がいつ栽培化されたのか」湯浅 浩史、pp.8-23.
豆事典1「花を愛でるマメ科植物」安藤 敏夫、pp.24-27.
世界豆暮らし1「染色に用いられるインドのマメ科植物」金谷 美和、pp.28-31.
特集2「世界の豆食文化:生のままでは有毒な豆を、人類はいかに食用に利用してきたのだろう」石毛 直道、pp.32-40.
豆事典2「エンドウとメンデルの法則」岩槻邦男、p.41.
特集3「ヒトとダイズの歴史と未来:食料からバイオ燃料へ。ダイズはどこから来て、どこへ行くのか」堀田 満、pp.42-49.
世界豆暮らし2「大豆をめぐる民俗儀礼」野本 寛一、pp.50-56.
豆事典3「ツタンカーメンのエンドウ」湯浅浩史、p.57.
特集4「アズキとササゲ 日本人が好む赤色作物 日本人がアズキ、ササゲを好むのはなぜか。その基層と精神文化をさぐる」岸本 誠司、pp.58-67.
世界豆暮らし「西アフリカの藍染めとマメ科植物」井関 和代、pp.68-71.
特集5「マメ科植物の魚毒漁 アジア・太平洋のマメ科デリス属を中心に マメの有毒成分を利用した魚毒漁の分布と利用の状況を概観する」秋道 智彌、pp.72-82.
豆事典4「マメと共生する微生物、根粒菌」嶺田拓也、pp.83.
巻頭言「動物園のランドスケープ」瀬名秀明、p.1.
芸術が語る生き物「精霊たちの足飾り:マメの音具」pp.2-3.
目次、pp.4-5.
論点「地球温暖化と生物多様性」岩槻邦男、pp.84-85.
この人「「生き物」から「生き物」をつくる」石田克佳(紹介著 柏原精一)、pp.86-87.
フィールドレポート1「御嶽をめぐる心やさしき人びと」波照間永吉、pp.88-89.「*御嶽:読み ウタキ」
フィールドレポート2「タイへ、イネを訪ねて四半世紀」佐藤洋一郎、pp.90-91.
生き物の命名「名前のちから」黒川伊保子、pp.92-93.
地元からの発信「やんばるの生き物たちのこと:ヤンバルクイナの悲鳴が産声に変わる時」長嶺 隆、pp.94-97.
論文「環境変動と人類の適応戦略:「中世温暖期」とオホーツク文化の生物資源の利用を巡って」大西 秀之、pp.98-115.
論文「愛知県東三河地方のホトケドジョウ類の地方名:生き物の多様性の保全」森 誠一, 浅香 智也、pp.116-122.
私の観察日記「鷹狩り春秋」波多野幾也、p.123.
生き物文化誌学会情報、p124.
投稿規定/入会案内、p.125.
執筆者プロフィール、pp.126-127.
次号予告 編集後記、p.128.
特別企画 多様性の発見
p.1?
目次、pp.2-3.
「多様性の発見:生き物とつきあう作法を求めて」秋道智彌、pp.4-5.
特別対談1「生命誌はゲノムでみる生きもののネットワーク」中村 桂子, 秋道 智彌、pp.6-15.
特別対談2「「自然の権利」とはなにか?自然保護の現場を探る」籠橋 隆明, 秋道 智彌、pp.16-25.
特別対談3「身近な植物をふりかえる--道端の雑草・栽培植物」堀田 満, 秋道 智彌、pp.26-35.
特別対談4「写真でみる「里山」。自然・生き物・人の三位一体空間」今森 光彦, 秋道 智彌、pp.36-45.
特別対談5「自然を感じとる歌の世界。八百万の神の声をきく」小黒 世茂, 秋道 智彌、pp.46-55.
特別対談6「野菜の旬を覚えていますか?料理が伝える季節の動き」中東 久雄, 秋道 智彌、pp.56-65.
特別対談7「アジアの図像にみる生き物のかたち」杉浦 康平, 秋道 智彌、pp.66-75.
特別対談8「日本人にとって「森」とはなにか?」河合 雅雄, 秋道 智彌、pp.76-85.
論点「人と自然の関係をめぐる南と北」佐藤哲、pp.86-87.
地元からの発信1「学校から地域へ広がる、月夜のオカガニ観察会」川田健太郎、pp.88-89.
地元からの発信2「過去と未来をつなぐ白鳥観察のバトン」熊谷久子、pp.90-91.
フィールドレポート1「この世に浄土を思う庭」小野佐和子、pp.92-93.
フィールドレポート1「モンゴル草原に吹く風の思い出」小長谷有紀、pp.94-95.
この人「悠々と魚が泳ぐ琵琶湖の環境を追い求めて」戸田直弘、pp.96-97.
論文「イボタロウムシと白蝋:中国における伝統的生産技術とその検証」梅谷 献二, 河合 省三、pp.98-108.
私の読書日記「里山再生」森誠一、p.109.
論文「多元的現実としての生き物:兵庫県但馬地方におけるコウノトリをめぐる「語り」から」菊地 直樹、pp.110-122.
生き物文化誌学会情報、pp.123-127.
次号予告 編集後記、p.128.
BIOSTORY0号
2003年11月8日、ビオストーリー0号が出版されました。
非売品。配布用の小冊子です。
表紙
生き物文化誌学会BIOSTORY 投稿規定
本誌では、会員諸氏からの投稿を受け付けています。
地域と生き物のかかわりや人々の知恵などについてみなさまの自由で積極的な投稿をお待ちしています。
1. 投稿者は原則として生き物文化誌学会の会員に限ります。共同執筆の場合は、主たる執筆者が会員であることとします。入会については「入会案内」をご覧ください。
2. 投稿原稿はすべて署名原稿とします。
3. 原稿は未発表のものに限ります。
4. 投稿原稿は編集委員の判断において採否を決定します。論文については、編集委員もしくは関連分野の専門家による査読を行います。論文、その他の投稿原稿ともに読みやすさも判断基準に含みます。
5. 原稿を1部ご郵送ください。採否にかかわらず、原則として投稿原稿は返却いたしません。
6. 原稿の種類と長さ
論文:400字×40枚以内
研究ノート:400字×20枚以内
レポート:400字×8枚以内
・論文と研究ノートには、英文タイトル、英語要旨(150語程度)、キーワード(日本語と英語:5語程度)をつけてください。
・原稿枚数は、本文、文献および写真・図表およびその説明を含みます。
・通常、原稿用紙4枚が刷り上がり1頁に相当します。
BIOSTORY編集委員
編集長 遠藤 秀紀
編集委員(五十音順)工藤光平、佐藤孝雄、佐藤靖明、真貝理香、中井信介、中井精一、西本由利子、野林厚志、森 誠一、安田容子