学術大会+シンポジウム
1年に1回、学術大会を開催しています。6月頃に開催されることが多くなっています。シンポジウムも同時に開催しています。
第21回学術大会大阪大会(国立民族学博物館)シンポジウム「鳴き声を愛でる」2024年7月14日(日)
[日 時] 2024年7月14日(日) 9:30〜17:00
[会 場] 国立民族学博物館
[大会シンポジウム] テーマ『鳴き声を愛でる』
9:00- 受付開始(国立民族学博物館2階 インテリジェントホール入口)
9:30-9:40 挨拶と事務連絡(池谷和信学会長、卯田宗平実行委員長)
セッション(1) :インテリジェントホール 座長:中井信介
9:40-9:55 : 1. ウミウ・カワウの行動と生態からみた鵜飼(亀田佳代子)
9:55-10:10:2. 琉球列島におけるイノシシ飼育 -家畜化からみた50年の調査(黒澤弥悦・高田勝・田中一榮)
10:10-10:25:3. シンガポールとスラウェシ島のウミガメはく製について -ウミガメはく製の起源を求めて(亀崎直樹)
セッション(2-A):インテリジェントホール 座長:佐藤靖明
10:35-10:50:4. 「家禽卵文化」としてのフィリピンのウズラ飼育と卵利用(辻貴志)
10:50-11:05:5. 現代のウズラの食文化-コロナ禍の学校給食におけるウズラ卵の食材利用の調査(佐野晶子)
11:05-11:20:6. 神と生き物の文化誌-宗教と生き物の関係における一考察(谷青藍(麻理))
セッション(2-B):第5セミナー室 座長:八塚春名
10:35-10:50:7. 家族だと思うことができるペットの範囲-日本の大学生を対象としたアンケート調査から(増野高司)
10:50-11:05:8. 「ホンチ遊び」で使用される道具の多様化とその要因(岩月健吾)
11:05-11:20:9. 海藻の漂着がもたらす採取方法と利用の変化-地域の伝統食「えご」に着目して(佐々木恩愛)
セッション(3-A):インテリジェントホール 座長:渡辺和之
11:30-11:45:10. 鳥占と人間による刺激に関する予備的考察-台湾先住民の事例から(蛸島直)
11:45-12:00:11. 仏法僧の啼き声と近代化に臨んだ人々の心(尾嵜悌之)
12:00-12:15:12. ラオスのローカル市場で販売される食用昆虫の多様な入手経路-予備的考察(百村帝彦・Saykham Boutthavong・細谷忠嗣・田川一希)
セッション(3-B):第5セミナー室 座長:広田勲
11:30-11:45:13. 異国の植物を導入する要因とその試み-近現代のアメリカで期待された竹の用途と竹栽培(岩松文代)
11:45-12:00:14. 高野鷹蔵氏撮影のフィルム資料から見る我が国におけるローラーカナリアの導入と発展(島森尚子)
12:00-12:15:15. 農耕依存性解析による生物文化誌的な保全ベースラインの重要性-大阪平野の考古遺跡の湿性地堆積層から出土した甲虫遺存体を題材に(日鷹一雅・大庭重信・宇都宮大輔)
12:15-13:15 昼食(12:25-13:05: 理事会・評議員会(該当者のみ、第5セミナー室))
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13:15-13:45 ポスター質疑応答 (最初に、1分間の研究紹介)
P1:「空間の履歴」でよみとく万葉集・風景-山の生業と儀礼<鳥総立>を中心に(岡本貴久子)
P2:ラオスの黒タイが作る発酵タケノコ・タケノコ酢 -ラオス北部ルアンナムター県の事例(広田勲・ XAYALATH, Singkone)
P3:沖縄本島北部における芭蕉布づくりの現在-人と植物の関係に着目して(谷野和)
P4:現代巻き狩り猟における猟犬の民俗知-高知県における調査報告(中島柚宇)
P5:伝統野菜を支える人々-大阪府摂津市鳥飼なすの事例から(渡辺和之)
P6:桜研究の新たな扉:オオシマザクラのゲノムを完全解明-特別天然記念物「大島の桜株」のT2Tゲノム解析(藤原一道・小出剛・サクラ100ゲノムコンソーシアム)
P7:セネガル沿岸部漁村における人びとと水産物のかかわり(髙橋明穂)
14:00-17:00 大会シンポジウム (場所:インテリジェントホール)
テーマ:『鳴き声を愛でる』
14:00-14:20 趣旨説明 卯田宗平(国立民族学博物館)
14:20-14:40 講演Ⅰ 米澤隆弘(広島大学)「長鳴鶏の来た道:ゲノムデータが解き明かすその起源と歴史」
14:40-15:00 講演Ⅱ 卯田宗平(民博)「おだてがきかない長鳴鶏の特性保持」
15:00-15:10 休憩
15:10-15:30 講演Ⅲ 植木朝子(同志社大学)「日本古典文学のなかの鳴く虫たち」
15:30-15:50 講演Ⅳ 後藤啓(鳴く虫研究社)「鳴く虫の捕り方と飼い方」
15:50-16:00 コメント 遠藤秀紀(東京大学)
16:00-16:55 総合討論
16:55-17:00 閉会の挨拶(池谷和信学会長)
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17:00-17:50 総会(会員の方のみ、インテリジェントホール)
18:00-19:30 会員交流会(会員の方のみ、みんぱくレストラン)
第20回学術大会東京大会(東京大学農学部弥生講堂)シンポジウム「生き物文化誌の新たな視点」2023年6月25日(日)
[日 時] 2023年6月25日(日) 8:45〜17:45
[会 場] 東京大学農学部弥生講堂
[大会シンポジウム] テーマ『生き物文化誌の新たな視点』
セッション1 座長:遠藤秀紀
「異類婚姻譚と動物性愛」 蛸島 直(愛知学院大学文学部)
「大自然の香りが,人を癒す!」 長谷川記子(有限会社 チェリッシュ インターナショナル代表 薬剤師 アロマテラピスト)
「フィリピンのマメジカ民話」 辻 貴志(佐賀大学大学院農学研究科)
「記号から象徴へ ― 蟲が支えた赤色の文化誌 ―」 谷 青藍(せいらん/麻理)(日本画家 有用昆虫利用史)
セッション2 座長:工藤光平
「来日欧米人が見た日本の昆虫」 保科英人(福井大学教育学部)
「なぜ日本の鵜飼では野生のウミウにこだわるのか ―学際共同研究の成果から―」 卯田宗平(国立民族学博物館グローバル現象研究部)
「茶山と茶畑 ―ある大和茶の茶園にみる有機栽培の系譜―」 渡辺和之(阪南大学国際観光学部)
「マダガスカルのホロホロチョウは自然分布か? ―集団ゲノム解析からのアプローチ―」 米澤隆弘・山本義雄・西堀正英(広島大学大学院統合生命科学研究科)
セッション3 座長:米澤隆弘
「焼畑と水田を結ぶ生き物文化誌(予報)―「えっ 焼畑でトンボ?」蕎麦蒔き蜻蛉の謎解き―」日鷹 一雅(愛媛大学大学院農学研究科農生態学研究分野)
「市中に散在するウミガメの剥製について」 亀崎直樹(岡山理科大学生物地球学部)
「民俗名称に見る陸稲栽培の20年 ―タイ北部のミエン族が暮らす山村の事例―」 増野高司(総合研究大学院大学(葉山))
セッション4 座長:増野高司
「伊藤若冲の信行寺本堂天井画再考」 成田廣枝((一財)進化生物学研究所)
「伝承自然遊び「クモ相撲」の現状 ―社会・自然環境の変化とクモ相撲行事関係者の対応―」 岩月健吾(名古屋大学大学院環境学研究科)
ポスター発表
「縄文文化におけるニワトコ果実の食用の可能性の検討」 平岡 和(北海道大学大学院文学院)
「特別天然記念物オオサンショウウオの食べ方について」 城代玲志・亀崎直樹(岡山理科大学大学院理工学研究科)
「海藻の漂着がもたらす資源の利用形態の変化 ―新潟県出雲崎町における浜での海藻採集活動より―」 佐々木恩愛(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「漢字「鶏」から紐解く日本人のニワトリへの価値観 ―古事記と日本書紀に注目して―」 工藤光平(東京大学総合研究博物館)
「こぼれ種子を用いた地カブ栽培 ―焼畑衰退後の常畑における自給的農耕―」 川上 香(総合研究大学院大学)
「牧野富太郎博士寄贈の「ウドノノヨシ」」 支倉千賀子1・鈴木 武2・高田みちよ3・池田 博4(1東京農業大学農学部・2兵庫県立人と自然の博物館・3高槻市立自然博物館(あくあぴあ芥川)・4東京大学総合研究博物館)
「都心のミツバチがもたらす生物多様性 ―ビル屋上の巣箱と蜜源植物に集まる生き物たち―」 高橋 進(赤坂ミツバチプロジェクト立案者)
大会シンポジウム
テーマ 『生き物文化誌の新たな視点』
趣旨説明 池谷和信(国立民族学博物館)
講演Ⅰ 荒俣 宏(博物学研究家) 「博物誌から文化誌への20年」
講演Ⅱ 湯浅浩史(進化生物学研究所) 「植物文化誌の視点-これまで、これから」
講演Ⅲ 安田容子(安田女子大学) 「生き物文化史を考える―近世文化文学のなかの生き物たち」
講演Ⅳ 遠藤秀紀(東京大学総合研究博物館) 「人が織り成す命への思い」
コメント1 亀崎直樹(岡山理科大)
コメント2 大橋麻里子(日本学術振興会特別研究員)
コメント3 緒方喜雄(魚類民俗研究家)
総合討論
第19回学術大会大阪大会(国立民族学博物館)シンポジウム「ダチョウの文化誌」2022年6月25日(土)
[日 時] 2022年6月25日(土) 9:30〜17:00
[会 場] 国立民族学博物館(大阪府吹田市)ならびにZoomによるオンライン
[テーマ] シンポジウム「ダチョウの文化誌」
プログラム(抜粋) *はオンライン発表です。
セッション1 座長:中井信介
「個人史からみる庵治半島の漁業」 藤代 陸(近畿大学)
「採具から見たアワビと人-三重県志摩半島甲賀地区アマ集団の事例を中心として-」[さくら基金発表] 金丸雄一(三重外湾漁協正組合員・海士/総合研究大学院大学)
「資本主義の廃墟における人と野生動物の絡まり合い-旧別子銅山製錬施設の島での狩りをめぐる楽しみの諸相-」 北野真帆(京都大学大学院)
「日本の都市における庭の植物と人との関わりに関する歴史的変容-1990年代から2000年代までの庭の植物利用を中心に-」[さくら基金発表] 髙野哲司(国立民族学博物館)*
セッション2 座長:渡辺和之
「ミトコンドリアDNAに基づくマダガスカル在来鶏の起源と空間的集団構造」 米澤隆弘(東京農業大学)、西堀正英・山本義雄(広島大学)
「縄文文化におけるニワトコ果実の用途推定のための実験考古学・民族考古学的研究」 平岡 和・那須浩郎・金子明裕(岡山理科大学)*
「ビフィヅス菌を乳児だけでなく成人にも定着させるのは-パントシンとビオフェルミンを服薬して-」 吉岡正則(摂南大学)
「浄土真宗本願寺派と日本軍 ― 浦潮本願寺を一例に ―」 谷 麻理(日本画家)
セッション3 座長:佐藤靖明
「フィリピンにおける猿の民話」 辻 貴志(佐賀大学)
「フナクイムシ養殖に向けての基礎的試験-第2回目報告-」 平田倫太郎(広島県北部農林水産事務所)*
「近代日本の高級ペットのカジカガエル」 保科英人(福井大学)
「現代のウズラの食文化-恐るべし!中華丼におけるウズラ卵の存在感-」 佐野晶子(一般財団法人 家畜学研究所)*
「ドメスティケーションをどのように教えるか―人文系の大学生を対象としたアンケート調査から―」 増野高司(総合研究大学院大学)
シンポジウム『ダチョウの文化誌』
開会挨拶 緒方喜雄(大会実行委員長)
趣旨説明 米澤隆弘(東京農業大学)
講演Ⅰ「走鳥類の自然史―ダチョウの仲間の進化―」 長谷川政美(統計数理研究所)*
講演Ⅱ「旧石器時代のダチョウの卵殻利用―アフリカからアジアへ―」 髙倉 純(北海道大学埋蔵文化財調査センター)*
講演Ⅲ「ダチョウと人とのかかわり―肉・卵・羽根」 池谷和信(国立民族学博物館)
講演Ⅳ「日本におけるダチョウ飼育によって起きた文化―ニセコにおける卵殻を始めとした資源利用の発展報告―」氏家健太(ニセコ 第二有島だちょう牧場)*
コメント 卯田宗平(国立民族学博物館)
総合討論
学会からのお知らせ:恒川直樹(学会事務局長)
第18回学術大会大阪大会(阪南大学・国立民族学博物館)シンポジウム「ヒマラヤにおける生き物と人」2021年6月26日(土)
[日 時] 2021年6月26日(土)9:00〜18:00
[会 場] Zoomによる完全オンライン
[テーマ] シンポジウム「ヒマラヤにおける生き物と人-野生動物・家畜・人のコンタクトゾーン」
一般発表プログラム
セッション 1 座長:中井信介
「日本におけるセイヨウミツバチ移入後のニホンミツバチの飼育状況 ―特に大正~昭和初期の北海道におけるニホンミツバチについて―」 真貝理香(総合地球環境学研究所)
「インドネシア・スマトラ島南部における在来スイギュウの乳利用」(さくら基金発表) 辻貴志(佐賀大学大学院農学研究科)・Dwi Sarastika Febriany* Indah Widiastuti*・Muhammad Yazid*(*スリヴィジャヤ大学農学部)
「現代のウズラの食文化 ―味付け卵の認知の進化―」 佐野晶子(一般財団法人家畜学研究所)
「フナクイムシ養殖に向けての基礎的試験」 平田倫太郎(広島県北部農林水産事務所林務第一課自然保護係)
セッション 2 座長:緒方喜雄
「色の名前 ―臙脂における一考察―」 谷麻理(日本画家・有用昆虫利用史)
「奈良県大和郡山市と金魚に関する子ども向けの生き物文化誌教育」 根來央(金魚研究家)
「SNS を用いた生き物文化収集の2事例」 日比野友亮 (北九州市立自然史・歴史博物館)「疫病流行下における幾つかの生活記録簿」 高木仁(国立民族学博物館)
セッション 3 座長:岡本貴久子
「日本の都市における庭の植物と人との関わりに関する歴史的変容 ―昭和 30 年代の庭の植物利用を中心に―」 (さくら基金発表) 髙野哲司 (国立民族学博物館)
「里山・農生態系の生物多様性とどう付き合って往くべきか? ―野生外来種スクミリンゴガイ Pomacea spp.を題材に―」 日鷹一雅(愛媛大学大学院農学研究科)、中井克樹(滋賀県立琵琶湖博物館)
「日本で流通するタイ野菜の多様性の把握に向けて」 増野高司(総合研究大学院大学)
セッション 4 座長:遠藤秀紀
「銃猟者による捕獲対象動物の選択と動物種ごとの捕獲継続の可能性 ―大分県竹田市の事例―」 古賀裕基(元 北海道大学大学院環境科学院)
「岐阜・郡上竿の特徴と成立過程に関する予備的調査」 広田勲・山口晴輝(岐阜大学応用生物科学部)
「漁撈・狩猟活動からみたサピエンスによる島嶼適応 ―ウォーレシアの事例から―」 小野林太郎(国立民族学博物館)
シンポジウム「ヒマラヤにおける生き物と人 ―野生動物・家畜・人のコンタクトゾーン―」
趣旨説明 「移牧からみる野生動物・家畜・人の関わり」 渡辺和之(阪南大学国際観光学部)
講演I「低地におけるイノシシとブタ、ヤケイとニワトリの関わり ―ネパールとタイでの観察事例から―」 黒澤弥悦(東京農業大学学術情報)・西堀正英(広島大学統合生命科学研)
講演II「ウマ属の種間雑種と牧畜民 ―バッファーゾーンの育種―」木村李花子(東京農業大学学術情報課程/「食と農」の博物館)
講演III「ヒマラヤ高地におけるヤクの牧畜とユキヒョウ保全 ―ネパール東部での 2000~2001 年の現地調査より―」 池田菜穂(地理学者)
講演IV「高度帯をまたがるハイブリッドの文化」 稲村哲也(放送大学)
コメント1:本郷一美(総合研究大学院大学)
コメント2:相馬拓也(京都大学)
総合討論
学会からのお知らせ:恒川直樹(学会事務局長)
終了
第17回学術大会 厚木大会(東京農業大学)シンポジウム「声の家畜化」 2019年6月22日(土)
日 付: 令和元年6月22日
会 場: 東京農業大学農学部(厚木キャンパス) 講義棟トリニティーホール
プログラム(抜粋)
6月22日(土)
ポスターセッション (講義棟M2階 トリニティーホール ホワイエ)
「精油・ハーブの効能を蝶は教えてくれるのか?」 大西 純奈1・高橋 勝彦1・杉浦 明日香1・高木 萌花1・鶴田 理紗1・田中 理沙1・森田 愛理1・長谷川 記子1,2 (1.星薬科大学 アロマセラピー研究部) (2.(有)チェリッシュ・インターナショナル)
「インド北西部における犂耕の家畜種と犂の類型」 遠藤 仁 (人間文化研究機構/秋田大学)
「湊川水族 文化誌 楠公さんの水族館,琴平橋金魚池」 根來 央1・土井 敏男2・青山 茂2 (1.神戸市 在住 ・金魚研究家) (2.元・神戸市立須磨海浜水族園)
「伝統野菜をどう支えるか?和歌山県湯浅町における湯浅なすの復活」 渡辺和之 (阪南大学国際観光学部)
「フィリピン・セブ州マクタン島におけるタツナミガイの内臓の採取活動と食用慣行」 辻 貴志 (佐賀大学大学院農学研究科)
「日本における温泉(沐浴)の文化史と明治期以降の転地療養の展開~温泉・風呂・海水浴・海気浴等の形成と人々のくらし~」 森久保 俊満・御領 奈美 (東海大学)
「吉野山(奈良県)の花見の理解に向けて」 増野 高司 (総合研究大学院大学・先導科学研究科)
「日本の人―クマ関係のこれまでとこれから」 松本 朋華 (東京外国語大学大学院総合国際学研究科)
「自然を再生するお墓『森の墓苑』」 佐山 義則 (公益財団法人日本生態系協会)
一般発表 (講義棟M2階 トリニティーホール) 座長:米澤 隆弘・増野 高司
「日本における蓄音機のあけぼの」 谷 麻理 (日本画家・ラックカイガラムシ研究)
「カナリアに歌を教える -17・18世紀イギリスおよびフランスにおけるカナリア家禽化初期のさえずり訓練-」 島森 尚子 (ヤマザキ動物看護大学)
「日本の伝統色「海松色」の実体と変遷」 富塚 朋子・宮田 昌彦 (千葉県立中央博物館)
「在日タイ人によるタイ野菜の導入と普及」 増野 高司 (総合研究大学院大学・先導科学研究科)
「「平家蟹」をめぐるシノニムとホモニム」 蛸島 直 (愛知学院大学文学部)
「キマイラの表象史―幻想動物の動態にみるヨーロッパの社会的・文化的想像力―」 松平 俊久 (早稲田大学文学学術院文化構想学部)
「フィリピン・カヴィテ州ジェネラル・トリアス市におけるスイギュウ乳チーズ文化」 *辻 貴志 (佐賀大学大学院農学研究科・特定研究員)*さくら基金研究発表
一般発表 (講義棟1階 1103教室) 座長:小川 博・松林 尚志
「『名和靖日記』から読み解く名和昆虫研究所の経営」 保科 英人 (福井大学教育学部)
「日本の大都市の庭における植物利用の変化―昭和10年代から昭和30年代まで-」 髙野 哲司 (総合研究大学院大学)
「「ふるさと生物」を指標とした谷戸・里山の生態環境システムの保全・管理」 山崎 慶太 (㈱竹中工務店)・横田 樹広 (東京都市大学)
「戦前日本に輸入されたカモノハシ標本:動物標本社・島津製作所・山越工作所のカモノハシたち」 浅原 正和 (愛知学院大学)
「海を渡ったエゾタヌキタイプ標本の行方―20世紀前半における米国動物園の動物収集意欲と動物園における記録の価値」 浅原 正和 (愛知学院大学教養部)
「バングラデッシュ・インド国境における「セミリーガル」な家畜交易」 渡辺 和之 (阪南大学国際観光学部)
「ブッポウソウをめぐるあれこれ」 尾嵜 悌之 (自営業)
「自然を再生するお墓『森の墓苑』」 佐山 義則 (公益財団法人日本生態)
シンポジウム「声の家畜化」 (義棟M2階 トリニティーホール) 座長:米澤 隆弘・池谷 和信
会長挨拶 陽 捷行 (生き物文化誌学会)
趣旨説明 小川 博 (東京農業大学)
講演Ⅰ「野鶏と日本鶏の鳴声」 桑山 岳人 (東京農業大学)
講演Ⅱ「文化に寄り添うローラーカナリア・癒しの歌」 大谷 民雄 (元東京農業大学)
講演Ⅲ「鳥類のさえずり進化のメカニズム」 鈴木 研太 (日本医療科学大学)
講演Ⅳ「ネコの「ニャー」の進化」 荒堀 みのり (アニコム先進医療研究所株式会社)
総合討論
総会
交流会 (学生会館1階アグリラウンジ)
第16回学術大会東京大会(立正大学)シンポジウム「絶滅危惧種を喰らふ」2018年6月23日(土)
日 付: 平成30年6月23日
会 場: 立正大学品川キャンパス、石橋湛山記念講堂ほか
プログラム(抜粋)
6月23日(土)
ポスターセッション(石橋湛山記念講堂)
「外山亀太郎博士の研究と奥州本場2」 御領奈美・森久保俊満(東海大学)
「変容するラオス南部の少数民族オイの水田漁撈」 辻貴志(佐賀大学大学院農学研究科)
Chanthaly Luangphaxay(ラオス国立公衆衛生学研究所) 藤村美穂(佐賀大学大学院農学研究科)
「三陸地域においてサケは身近な魚か」 吉村健司・青山潤(東京大学 大気海洋研究所 国際沿岸海洋研究センター)
「インド北西部における輓獣牽引車とその変容」 遠藤仁(人間文化研究機構・秋田大学)
「バンコクにおける牛乳利用」 増野高司(総合研究大学院大学)
「金魚の町のあけぼの 大和郡山金魚文化誌」 根來央(神戸市在住・金魚研究家)
「炭素・窒素安定同位体比分析による家禽の餌料判別―認証制度への応用を目指して」 岩崎望・原日菜子・李盛源(立正大学地球環境学部)・嶋田昌夫・白石充(筑波大学附属坂戸高等学校)
「炭素・窒素安定同位体比分析と蛍光X線分析による膠の原料判別」 岩崎望・李盛源・渡邉みなみ(立正大学地球環境学部)・秋田貴廣・野坂知世(立正大学仏教学部)・笹岡直美(東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター)・石崎温史(理研計器株式会社)
一般発表(石橋湛山記念講堂)
「日本の都市の庭における植物景観と植物利用―東京都台東区谷中の事例」 髙野哲司(総合研究大学院大学)
「花見と場所取り―井の頭公園の事例」 *増野高司(総合研究大学院大学)
「フィリピン・ラグナ州におけるスイギュウ乳のチーズ加工と行商の事例」*辻貴志(佐賀大学大学院農学研究科)
「ヒンドゥー教の秋の大祭ダサインとチャングラ山羊」 渡辺和之(阪南大学国際観光学部)
「ジュゴンの民族分類と伝統的な利用法〜インド洋・太平洋における事例から〜」 阿部朱音(京都大学大学院情報学研究科)・秋道智彌(総合地球環境学研究所) 市川光太郎・荒井修亮(京都大学フィールド科学教育研究センター)
*さくら基金研究発表
一般発表(第2会場 3号館1階311教室)
「アヤメ科三種 カキツバタ、アヤメ、ハナショウ」 尾嵜悌之(自営業)
「怪物表象を媒介とした歴史の記憶化―近世ヨーロッパ期の怪物前兆譚にみる思考体系をめぐって」 松平俊久(早稲田大学文学学術院文化構想学部)
「市街地内に復元整備された谷戸におけるニホンアカガエルの生息適応状況の把握と保全管理提案」 山崎慶太(竹中工務店)・横田 樹広(東京都市大学)
「明治・大正・昭和戦前期の新聞記事に見る近代文化蛍学」 保科英人(福井大学教育学部)
「海を渡ったエゾタヌキタイプ標本の行方―20世紀前半における米国動物園の動物収集意欲と動物園における記録の価値」 浅原正和(愛知学院大学教養部)
「顕証寺の寺宝"蓮如上人御救済大蛇骨"の調査」 伊藤謙(大阪大学総合学術博物館)・石橋隆(益富地学会館)・近松真定(顕証寺)・渡辺克典(鳥取県立博物館)
シンポジウム「絶滅危惧種を喰らふ」(石橋湛山記念講堂)
会長挨拶 陽捷行(生き物文化誌学会)
趣旨説明 岩崎望(立正大学)
講演Ⅰ「『喰らふ』ことで『守る』- 伝統猟は絶滅危惧を生み出すか?アフリカの事例から-」 岡安直比(日本モンキーセンター)
講演Ⅱ「ホッキョククジラとアラスカ先住民イヌピアット」 岸上伸啓(人間文化研究機構・国立民族学博物館)
講演Ⅲ「絶滅危惧種の水産物:食べて守るか,食べずに守るか」 松田裕之(横浜国立大学)
コメントⅠ「絶滅危惧種の国際取引」 若尾慶子(トラフィックジャパンオフィス)
コメントⅡ「仏教の立場から食を考える」 佐々木一憲(立正大学)
パネルディスカッション
モデレーター 秋道智彌(山梨県立富士山世界遺産センター)
総会
交流会
自由見学
仏像修復室、図書館「本の中のいきもの〜十二支」展、古書資料館
第15回学術大会大阪大会(国立民族学博物館)シンポジウム「私たちは、いかに生き物文化に親しむか? ―ミュージアムの挑戦」2017年6月24日(土)~25日(日)
日 付: 平成29年6月24日~25日
会 場: 国立民族学博物館 2階
プログラム(抜粋)
両日
ポスターセッション
「生物星座の文化誌と天文写真撮影の技法について」 鎌苅リズキー洋志(岡山理科大学理学部応用物理学科)・仁田祐輔
「里山における土・水・大気環境と生き物に関する基礎調査」 山崎慶太(㈱竹中工務店)・野口賢次・佐々木章晴・七里浩志・大野啓一・佐土原聡・川瀬博
「『折々草』にみる江戸中期の平家蟹標本の謎」 土井啓行(株式会社海遊館ニフレル)・蛸島直
「江戸時代から明治時代にかけての蚕書にみられる農村の生活文化と開国の影響」 御領奈美(東海大学)・森久保俊満
「フィリピン・ラグナ州におけるスイギュウ乳利用に関する予備調査報告」 辻貴志(佐賀大学大学院農学研究科)
「タイ北部に暮らすミエン族の食文化―出作り小屋での食事―」 増野高司(タイ・チュラーロンコーン大学文学部)
「カワウと人と森との関わりを展示する〜琵琶湖博物館常設展示リニューアルでの試み〜」 亀田佳代子(滋賀県立琵琶湖博物館)
「タイ、ラオスのラック事情(2017年2月)」 北川美穂(京都府立大学大学院)
6月24日(土)
一般発表(A会場)
「なぜ鵜飼のウミウは産卵したのか」 卯田宗平(国立民族学博物館・総合研究大学院大学)
「メタセコニア・ギター製作による植物文化デザイン」 岡野浩(大阪市立大学・都市研究プラザおよび経営学研究科)
「バングラディッシュの犠牲祭に見る家畜市場」 渡辺和之(阪南大学)
一般発表(B会場)
「タイムトラベラ―もんじょこむ―古文書から採集する生き物」 深川博美(蝶文堂)
「松森胤保の蒐集活動と生き物」 安田容子(東北大学災害科学国際研究所)
「クサガメは外来種か―本草学と方言学によるアプローチ―」 疋田努(京都大学)
ワークショップ(C会場)
「なにわの伝統野菜「天王寺かぶら」の文化誌」 天王寺蕪の会・ふくいの伝統野菜・るるぶの会★ 発表者:森下正博・難波りんご・森下三代★
「『阿米からアメちゃんへ』~アメの成立を考察する」 豊下製菓株式会社 発表者:豊下正良・林大介
シンポジウム(C会場)
「私たちは、いかに生き物文化に親しむか? ―ミュージアムの挑戦」
趣旨説明 池谷和信(国立民族学博物館教授)
講演Ⅰ「新たな空間における、ワオキツネザルと人の関係」 小畑洋(ニフレル 館長)
コメント「マダガスカルのフィールドからみたワオキツネザル」 小山直樹(京都大学名誉教授)
講演Ⅱ「世界生き物文化誌博物館を構想する―民博からの発信」 野林厚志(国立民族学博物館教授)
コメント「生き物屋の視点から民博をみる」 西田清徳(海遊館 館長)
パネルディスカッション
全体コメント①遠藤秀紀(東京大学総合研究博物館教授)
全体コメント②湯浅浩史(進化生物学研究所 理事長)
総会
交流会
みんぱくレストラン
国立民族学博物館
展示場自由見学
6月25日(日)
一般発表(A会場)
「インド洋周辺地域における住家性ジャコウネズミの移動の歴史でわかった広大な人類の交流活動」 大館 大學(智志)(北海道大学低温科学研究所)木下豪太、Karim Nasher、新井智
「紙幣に描かれた幻想動物が語る近世ヨーロッパ―旧50スイス・フラン紙幣を事例として―」 松平俊久(早稲田大学文学学術院文化構想学部)
「植食性昆虫の食利用に向けた養殖技術の実用化と副産物であるフンの成分解析及び用途開発の実践研究」 佐伯真二郎(NPO法人食用昆虫科学研究会)
「農業における生き物との関係史―(Ⅰ)イネウンカ類と糸片虫の事例から―」 日鷹一雅(愛媛大学大学院農学研究科)
「オーストラリアの"カモノハシ外交":カモノハシに込められた意味」 浅原正和(愛知学院大学教養部生物学教室)
「新聞記事に見る近代日本の鳴く虫文化」 保科英人(福井大学教育学部)
「白色個体が生成する人と生き物の関係―白イノシシ飼育事例の予備的比較―」 中井信介(佐賀大学農学部)
「『かに道楽』誕生の背景・意味を考察する」 広尾克子(関西学院大学大学院)
一般発表(B会場)
「日本の都市住民における観賞植物の認識とその入手経路―東京都台東区谷中の事例―」 髙野哲司(総合研究大学院大学)
「花見と場所取り―西の丸庭園(大阪城公園)の事例―」 増野高司(タイ・チュラーロンコーン大学文学部)
「キャベツ起原論に関する生物学的性質確認および語彙比較」 尾嵜悌之(自営業)
「ワサビの遺伝的素養の違いが文化に与えた影響を検証する」 山根京子(岐阜大学応用生物科学部)
「札幌農学校とラック養殖」 谷麻理(日本画家)
「根付デザインに見る日本人のユーモアと善悪思想」 木村郁子(富山短期大学)、谷田有史
「中米ニカラグア先住民によるアオウミガメ生産の商業化」 高木仁(国立民族学博物館)
「本草学資料に残された生物記録と過去の生物多様性の歴史」 林亮太(琉球大学農学部)
第14回学術大会 東京大会(星薬科大学)シンポジウム「博物画をめぐって」2016年6月25日(土)~26日(日)
日 付: 平成28年6月25日~26日
会 場: 星薬科大学本館メインホール
プログラム(抜粋)
6月25日(土)
ポスターセッション
「スイギュウの搾乳と乳利用−フィリピン・ヌエバ・エシハ州の事例」 辻貴志他(佐賀大学大学院農学研究科) Poland Vasquez、Honorato Baltazar(フィリピン・スイギュウ研究所)
「杉浦千里博物画による節足動物門の系統樹曼荼羅」 長谷川政美(統計数理研究所)
「玉川大学所蔵ジョン・グールド鳥類図譜による鳥類系統樹曼荼羅 1.鳥類全体の系統樹曼荼 2.スズメ目の系統樹曼荼羅 3.フウチョウ科(スズメ目カラス上科)の系統樹曼荼羅 4.ミツスイ上科(スズメ目)の系統樹曼荼羅 5.ハチドリ亜目(アマツバメ目)の系統樹曼荼羅 6.キジ目の系統樹曼荼羅」 長谷川政美(統計数理研究所)・黒田清子(玉川大学教育博物館)
「ノガンの新旧の羽の安定同位体比分析による新旧比較報告」 下坂玉起(茶の湯文化学会、日本鳥学会、日本野鳥の会)
「人づくり、地域づくりの学校・園庭ビオトープ」 佐山義則(公益財団法人日本生態系協会)
「炭素・窒素安定同位体比を用いた今帰仁アグーの食性解析 ―食品の認証制度への応用を目指して―」 岩崎望(立正大学地球環境科学部)・高田 勝(農業生産法人有限会社今帰仁アグー)
「ネパール地震報告:支援物資を公平に分配する難しさ」 渡辺和之(阪南大学国際観光学部)
「教科書より見た生き物の出現数」 川尻由美子(東京農業大学 農学研究科)、松嶋賢(東京農業大学 農学部)
「ネパール地震報告:先住民チェパン山村の被害・復興と森林」 橘健一(立命館大学産業社会学部)
「チアリーディングの歴史に見るアメリカ文化」 瓜生桂(横浜隼人中高等学校)、森久保俊満(東海大学)
「自然の変化と人の活動の関わり~文化的視点からの探求~」 北澤幸絵(ピーエス株式会社)
博物画展示
見学
シンポジウム「博物画をめぐって」
講演Ⅰ「日本の博物画、それはどこに成立したのか」 木下直之(東京大学大学院文化資源学研究室教授)
講演Ⅱ「博物画の歴史――西洋編」 荒俣宏(作家)
講演Ⅲ「画家としての『博物画』」 山中麻須美(英国王立キューガーデン専属画家)
総論 「絵画における博物画の位置-見世物・自然探求・装飾鑑賞」 高階秀爾(大原美術館館長)
休憩
総合討論
コーディネーター:奥野卓司(関西学院大学教授、(公財)山階鳥類研究所副所長)
パネリスト:木下直之、荒俣宏、山中麻須美、高階秀爾
交流会
6月26日(日)
一般発表
「生物学者から見た博物画」 林亮太(琉球大学農学部)
「星薬科大学壁画から見る薬狩について~宇陀における神仙思想と水銀~」 髙橋俊介(星薬科大学総務部)
「江戸時代の博物学からみるツルとコウノトリの混同の実態」 久井貴世(北海道大学大学院文学研究科専門研究員)
「信越地方におけるわさび文化の独自性」 *山根京子(岐阜大学応用生物学科学部)
「サブカルチャーから見た現代文化蛙学」 保科英人(福井大学教育学部)
「インドと中国のラックの生産と利用」 *北川美穂(京都府立大学大学院生命環境科学研究科共同研究員)
「結球キャベツの起源について ~ドゥ・カンドル『栽培植物の起源』~」 尾嵜悌之(自営業)
「陸軍明野飛行学校とラック養殖」 *谷麻里(日本画家)
「見えづらくなる震災被害:ネパール地震被害報告」 渡辺和之(阪南大学・国際観光学部)
*さくら基金研究発表
第13回学術大会 東京大会(中央大学理工学部)シンポジウム「標本から見える文化誌」2015年6月27日(土)~28日(日)
日 付: 平成27年6月27日~28日
会 場: 中央大学理工学部3号館小ホール(3313)
プログラム(抜粋)
6月27日(土)
ポスターセッション
「標本から見える西欧の日本研究史:日本産マナマズSilurus asotusの事例」 滝川祐子(香川大学農学部)
「喪葬を象徴する海藻ヒジキSargassum fusiforme(Harvey) Setchel」 富塚朋子(千葉県立中央博物館)
「フィリピン・マクタン島の海産資源と農産資源のネットワーク ―機能しないネットワークとその問題点―」 辻貴志(国立民族学博物館)
「東北地方に広がる芋煮会文化の理解にむけて ―馬見ケ崎川(山形市)の事例から―」 増野高司(総合研究大学院大学)
「ネパール地震緊急調査報告:特に防水シートと竹細工を利用した緊急支援の提案」 渡辺和之(立命館大学文学部)
展示
マツバラン、羽箒
シンポジウム
「標本から見える文化誌」
趣旨説明 西田治文(中央大学)
講演Ⅰ 「陸生貝標本をめぐる文化交流」 Paul Callomon(Drexel University)
講演Ⅱ 「大学標本に見る文化誌―札幌農学校と自然史標本」 大原昌宏(北海道大学博物館)
講演Ⅲ 「現代に生きる標本、古典園芸植物"松葉蘭"」 落合啓二(日本松葉蘭連合会)
休憩
講演Ⅳ 「植物遺体から見た日本の先史時代の文化誌」 能城修一(森林総総合研究所)
講演Ⅴ 「動物遺体から見た文化誌」 山崎健(奈良文化財研究所)
講演Ⅵ 「砂漠に生きる栽培品種を通じた文化交流誌・ナツメヤシとモロコシ・」 縄田浩志(秋田大学)
総合討論
6月28日(日)
一般発表
座長:渡邊忠男(進化生物学研究所)
「遺伝子解析に基づくセキショクヤケイの家畜化の起源に関する研究」 中野敬太(東京農業大学)
「茶の湯の羽箒から見る日本人と鳥の関係史」 *下坂玉起(茶の湯文化学会、日本野鳥の会、日本鳥学会)
「ベルギー・フランドル地方における鳴鳥の競鳴会について」 西山文愛(総合研究大学院大学)
座長:那須浩朗(総合研究大学院大学)
「ラック養殖の跡地における現状調査(台湾・台北市)」 *谷麻理(日本画家)
「タイ半島部におけるニッパヤシの利用」 *皆川礼子(明治大学農学部)
休憩
「北陸、中部、信越地方におけるわさび文化の多様性」 *山根京子(岐阜大学応用生物科学部)
座長:池谷和信(国立民族学博物館)
「ズワイガニに見るブランド化の経緯」 広尾克子(関西学院大学大学院)
「原発事故と地域の維持:南相馬市と浪江町津島地区の酪農家の事例から」 渡辺和之(立命館大学文学部)
「日本の都市住民における観賞植物の認識とその導入経路」 髙野哲司(総合研究大学院大学)
「花見と場所取り―円山公園(京都市)の事例―」 増野高司(総合研究大学院大学)
*さくら基金研究発表
第12回学術大会 東京大会(東京大学)シンポジウム「巨大生き物の世界」2014年8月2日(土)~3日(日)
日 付: 平成26年8月2日~3日
会 場: 東京大学弥生講堂
プログラム(抜粋)
8月2日(土)
ポスターセッション
「モッコウバラ巨樹の世界とその魅力」 小栗宏次(愛知県立大学)
「フィリピン・パラワン島南部における焼畑農耕民パラワンの鳥の狩猟」 辻貴志(国立民族学博物館)
「御蔵島・御代ヶ池のコイが語る外来系統の導入史」 馬渕浩司(東京大学大気海洋研究所)
「小呂島のビロウが語る古代史の謎にせまる!~古代ビロウ信仰と太陽信仰が融合した痕跡か?~」 山口哲也(元福岡市立小呂小中学校)
開会挨拶
生き物文化誌学会会長 湯浅浩史
ミニシンポジウム
「"野生性"を保持する-家畜化と反家畜化のリバランス論をめぐって」
問題提起
卯田宗平(東京大学ASNET機構/東洋文化研究所)
ケース1 中国の鵜飼い漁におけるカワウと漁師
卯田宗平(東京大学ASNET機構/東洋文化研究所)
ケース2 人はどのように鷹を理解するのか―鷹狩りの調教のプロセス研究―
竹川大介(北九州市立大学文学部)
コメント
篠原徹(滋賀県立琵琶湖博物館)
コーディネーター:針ヶ谷哲也(金匱会診療所)
シンポジウム「巨大生き物の世界」
趣旨説明
菅豊(東京大学東洋文化研究所)
講演Ⅰ「台湾の神豚について―人と豚のかかわりから―」 高田勝(公益財団法人 沖縄こどもの国)
講演Ⅱ「栽培植物の巨大化とその挑戦について」 松浦良紀(万田発酵)
講演Ⅲ「植物の巨大化の意味とサイズの制御メカニズム」 塚谷裕一(東京大学大学院理学系研究科)
休憩
総合討論
8月3日(日)
一般発表
「東ニカラグアにおける先住民村落のアオウミガメと人 -食肉の分配と部位呼称の比較より-」 高木仁(総合研究大学院大学文化科学研究科)
「"地魚"利用をめぐる歴史・現状と課題」 *橋村修(東京学芸大学)
「加賀藩士と北海道の捕鯨漁 ~クジラと闘った加賀藩士族」 平野優(小松短期大学)
「ズワイガニに見る食ツーリズムの形成」 広尾克子(関西学院大学大学院社会学研究科)
昼食
「狆の品種固定の時期を古絵画から探る」 福本幸夫(広島大学日本鶏資源開発プロジェクト研究センター)、山本あけみ(元帝京科学大学生命環境学部)
「"里山環境"と"生き物のいる街"の保全・管理のための生態系評価」 山崎慶太 (竹中工務店、岩手大学)
「日本と韓国におけるカワウソに関する聞き取り調査」 *山本佳代子(宮内庁、認定特定非営利活動法人四国自然史科学研究センタ一般財団法人進化生物学研究所)
「阿武隈山地の畜産農家と原発事故:福島県伊達市霊山町と相馬市東玉野地区の例」 渡辺和之(立命館大学文学部)
座長:遠藤秀紀(東京大学総合博物館)
*さくら基金研究発表
第11回学術大会 東京大会(星薬科大学)『生き物文化誌学会創立10周年記念大会』シンポジウム 「学の境界」2013年7月6日(土)~7日(日)
日 付: 平成25年7月6日~7日
会 場: 星薬科大学
プログラム(抜粋)
7月6日(土)
ポスターセッション
「日本近海における宝石サンゴ類の分布と持続的な漁獲」 岩崎望、長谷川浩、山田正俊、藤田敏彦、Giorgio Bavestrello、Riccardo Cattaneo-Vietti(立正大学地球環境科学部)
「食用としてのアメフラシ―フィリピン・セブ州マクタン島の事例」 辻貴志(国立民族学博物館)
「アフリカ熱帯林における野生植物を用いた魚毒漁―カメルーン東南部における観察事例から―」=さくら基金研究発表 大石高典(京都大学アフリカ地域研究資料センター)
「台湾原住民族におけるもち類食品づくりとそれに伴う植物利用の考察―パイワン族とルカイ族を事例に―」 林麗英(国立民族学博物館)
「正倉院薬物のなかのラック」 谷麻理
「プラセンタの医療への貢献と歴史」 高橋洋(スノーデン株式会社 医学部・広報部)、亀井淳三(星薬科大学薬物治療学教室)
「「いい匂い」は男女で共通か?」
久保田結、日吉あかね、山内秀美、日向麻美、野坂恵理、沼田響子、高橋勝彦(星薬科大学アロマテラピー研究会)
特別企画プログラム 学生による研究発表
「漢方概論」 尾崎ゆう、安藤菜津子(明治薬科大学漢方部)
「神農本草経と現在の生薬の成り立ち」 長谷川芽萌、高田望(北里大学薬学部漢方研究会)
「傷寒論について」 堀朋加(星薬科大学漢方研究部)
「急性疾患―麻黄湯とインフルエンザの関係―」 奥村滋邦(昭和大学漢方生薬研究会)
「慢性疾患~漢方と糖尿病~」 三村明日香、山澤思惟奈、和山裕亮(慶應義塾大学漢方部)
コーディネーター:針ヶ谷哲也(金匱会診療所)
シンポジウム 「学の境界」
「薬草と宗教」 南雲清二(星薬科大学名誉教授)
「見ればわかる分類と系統:生物の多様性はどのように視覚化されてきたか?」 三中信宏(独立行政法人農業環境技術研究所/東京大学・院・農学生命科学研究科)
「看板なき学の提案」 遠藤秀紀(東京大学総合研究博物館)
パネルディスカッション
コーディネーター:秋篠宮文仁
パネリスト:南雲清二、三中信宏、遠藤秀紀
7月7日(日)
一般発表
「カワウを飼い馴らす技法―中国の鵜飼い漁におけるカワウと漁師との関係から」 卯田宗平(東京大学ASNET機構/東洋文化研究所)
「日韓放鷹文化交流に関する一考案―韓国国立中央図書館蔵「鷹鶻方 全」(古古7-30-44)をめぐって―」=さくら基金研究発表 二本松泰子(長野県短期大学)
「有職文様における意匠生物の特徴(予察報告)―四足動物の忌避と在来種の敬遠」 大舘大學(北海道大学)
「埋木(うもれぎ)の化学的成分変化の研究―ニュージーランドのナンヨウスギ科について」=さくら基金研究発表 成田廣枝(財団法人進化生物学研究所)
「分子系統解析によるヒョウタンの起源と伝搬経路の推定」=さくら基金研究発表 渡部大、峯田克彦、遠藤俊徳(北海道大学大学院情報科学研究科)、湯浅浩史(財団法人進化生物学研究所)
「大自然の香りが私達の心身を癒す」 長谷川記子((有)チェリッシュ・インターナショナル)
「花見と場所取り―上野公園の事例―」 増野高司(国立民族学博物館)
「福島県伊達市霊山町における原発事故の農業被害:特に桃とあんぽ柿に注目して」 渡辺和之(立命館大学文学部)
「大地震の先行過程の個性について―植物生理学と地球物理学の境界問題―」 鳥山英雄(東京女子大学)
「エネルギー・大気・水・土・生物の観点から見た持続可能性」 山﨑慶太(岩手大学、株式会社竹中工務店)
第10回学術大会 福岡大会(福岡リーセントホテル)シンポジウム「生き物文化誌『学』とは何か-新しいまなざしが新しい世界を拓く」2012年7月14日(土)~15日(日)
日 付: 平成24年7月14日~15日
会 場: 福岡リーセントホテル
プログラム(抜粋)
7月14日(土)
ポスターセッション
「フィリピン・パラワン島先住民の貝にかんする民俗知識」 辻貴志(国立民族学博物館)
「メンデルの法則と日本の蚕糸業~外山亀太郎の足跡を通して~」 森久保俊満、東奈美(東海大学)
「タイ北部の山村における陸稲耕作作業をめぐる社会関係-ミエン(ヤオ)族と陸稲との関係-」 増野高司(国立民族学博物館外来研究員)=さくら基金研究発表
「ギネス記録?アフリカバオバブの魅力」 稲益大希(稲益開楽園)、湯浅浩史(進化生物学研究所)
「東アフリカ半乾燥地帯におけるハチミツ採集をとおした人とハチの関係―タンザニアのサンダウェ社会を事例として―」 八塚春名(国立民族学博物館・学術振興会特別研究員)
一般発表
「日本在来馬の利活用としての流鏑馬競技-使わなければ家畜ではない!」 大舘大學(北海道大学・流鏑馬競技連盟)
「魚鱗から魚霊へ-水棲生物の供養から見る生命観の変遷」 田口理恵(東海大学海洋学部)
「呼ぶと応える動物たち-ネパール先住民チェパンにおける魚、風、コウモリとムシ」 橘健一(立命館大学産業社会学部)
「アフリカ熱帯雨林における淡水魚の認知と利用-市場価値と生き物文化の関係をめぐる一考察」 大石高典(京都大学アフリカ地域研究資料センター)=さくら基金研究発表
「ネパールにおける家畜・家禽の伝染病被害と個体の回復過程」 渡辺和之(立命館大学文学部)
「カリブ海沿岸での先住民によるウミガメの捕獲-ニカラグア共和国、ミスキートの事例-」 高木仁(総合研究大学院大学 国立民族学博物館)
シンポジウム
「生き物文化誌『学』とは何か-新しいまなざしが新しい世界を拓く」
第一部 会員スピーチ
発表者:林良博、廣崎芳次、小田忠信、秋篠宮文仁、大西愛子、西村玲こう、舘山百合子、末崎真澄、山本浩、秋道智彌、田中隆治、田中耕司
第二部 パネルディスカッション
コーディネーター:陽捷行
パネリスト:福岡伸一・柏原精一・池谷和信・宇根豊
7月15日(日)
ワークショップ
「新しい時代の『生き物』語りを語る」
発表者:西村玲こう・山崎美貴子・瓜生桂・田中幸成・松崎治磨・高田勝・山崎慶太・小田忠信・湯浅浩史
第09回学術大会 東京大会(東京農業大学)シンポジウム「根栽農耕文化とイモ」2011年11月12日(土)~13日(日)
日 付: 平成23年11月12日~13日
会 場: 東京農業大学世田谷キャンパス 1号館(講義棟)
プログラム(抜粋)
11月12日(土)
ポスターセッション
「ジャコウネズミ研究の新プロジェクト計画へのいざない―ジャコウネズミの人為移動とインド洋~南シナ海の海洋貿易」 大舘大學(北海道大学低温科学研究所)
「コンゴ盆地北西部のバクウェレ人社会における「魚の病気」の論理と感性」 大石高典(京都大学アフリカ地域研究資料センター)=さくら基金研究
「フィリピン・セブ州マクタン島の潜水採貝漁」 辻貴志(国立民族学博物館)
「狂犬病の社会的意味の変遷―国会会議録の計量的テキスト分析―」 臼澤基紀、服部俊夫(東北大学)
「人と野生動物との失われゆく関係、新たな関係:都市住民は野生動物との接点をどこに求めればよいか」 安藤元一(東京農業大学)
「ミャンマーにおけるヤマノイモ属(Dioscorea spp.)植物の分布および利用状況」 バビルP.K.、入江憲治、San San Yi、志和地弘信、豊原秀和(東京農業大学)
「マダガスカルのバオバブの現状」 稲益大希(東京農業大学)、湯浅浩史、橋詰二三夫(進化生物学研究所)
一般発表
「『ふるき』を尋ねて三千里―ユーラシアの諸語におけるクロテンおよび近縁種の呼称分布および日本の古語フルキの語源の一考察」 大舘大學(北海道大学低温科学研究所)
「埋木(うもれぎ)の化学的成分変化の研究―ニュージーランドのナンヨウスギ科カウリについて―」 成田廣枝(進化生物学研究所)=さくら基金研究発表
「PPR顛末期:東ネパール山村における羊・山羊の伝染病被害」 渡辺和之(立命館大学)
「イモ食文化の再発見」 磯田行智(イソダエレクトリック)、田宮康臣(和歌山県庁)
「タイ北部の山村における陸稲品種の多様性とその利用―ミエン(ヤオ)族と陸稲との関係―」 増野高司(国立民族学博物館)=さくら基金研究発表
「ネパール中間山地先住民における狩猟採集と動物解釈」 橘健一(立命館大学産業社会学部)
シンポジウム
「根栽農耕文化とイモ」
基調講演
「世界の根栽農耕文化と日本」 田中耕司(京都大学)
「アジアとアフリカのイモ食文化」 志和地弘信(東京農業大学)
「南西諸島とミクロネシア島嶼のイモ食文化」 遠城道雄(鹿児島大学)
「オセアニアのイモ食文化」 豊田由貴夫(立教大学)
総合討論
司会:田中耕司
11月13日(日)
フォーラム
「大津波震災を考える」
趣旨説明
「これまでとこれから」
森誠一(岐阜経済大学)
講 演
「東日本大震災と文化財レスキュー」 松井章(奈良文化財研究所埋蔵文化財センター)
「岩手県大槌町災害支援について(東京からの支援活動)」 荒井和男(環境ボランティア団体東久留米市)
「被災地大槌の現状と明日への希望」 佐々木健(岩手県大槌町教育委員会事務局生涯学習課)
コメンテーター
秋道智彌(総合地球環境学研究所)
質疑応答と議論
司会:森誠一
第08回学術大会 軽井沢大会(軽井沢 万平ホテル)シンポジウム「文化は生き物を守るか?」2010年6月12日(土)~13日(日)
日 付: 平成22年6月12日~13日
会 場: 軽井沢 万平ホテル
プログラム(抜粋)
6月12日(土)
ポスターセッション
「フナクイムシの文化誌―フィリピンにおけるヒルギフナクイムシを事例として―」 辻 貴志(国立民族学博物館 外来研究員)
「沖縄のカンヒザクラはどこから来たのか?」 西本由利子(生き物文化誌学会理事・財団法人進化生物学研究所研究員)、山城友枝(財団法人進化生物学研究所)
一般発表
司会:陽 捷行(生き物文化誌学会評議員・北里大学)
「市場に出ない林産物:ネパールの羊飼いの採集活動」 渡辺和之(立命館大学)
「タイ北部の山村におけるヤオ族と陸稲の関係:陸稲耕作地の選択をめぐる民俗知識」 増野高司(国立民族学博物館外来研究員)=さくら基金研究発表
「アオサギの文化史―日本と西欧のアオサギ観の違い」 佐原雄二(弘前大学農学生命科学部生物学科)
「モウソウチクの高温高圧水処理によるバイオマス利用の提案」 相原秀基(和郷園 山田バイオマスプラント研究担当兼㈱和郷 環境事業部)
「地域における桜の巨木と文化」 鈴木貢次郎(東京農業大学地域環境科学部)=さくら基金研究発表
「『古事記』にみる火山と櫻(さくら)」 目崎茂和(南山大学 総合政策学部)
シンポジウム
「文化は生き物を守るか?」
司会:池谷和信(生き物文化誌学会常任理事・国立民族学博物館民族社会研究部)
「問題提起―地球・日本・信州―」
池谷和信(生き物文化誌学会常任理事・国立民族学博物館民族社会研究部)
「種の多様性と絶滅危機―マレーシアと日本―」 松井正文(京都大学大学院人間・環境学研究科)
「マタギの自然資源利用と生物多様性」 牧田 肇(白神マタギ舎)
「『故郷』の農村景観と生き物」 山本勝利(農業環境技術研究所)
「多くの生き物と共存できる別荘地・観光地の在り方とは?」 波多野幾也(生き物文化誌学会評議員・作家・鷹匠)
「都市園芸と生物多様性」 古在豊樹(千葉大学環境健康フィールド科学センター)
総合討論
池谷和信・松井正文・牧田肇・山本勝利・波多野幾也・古在豊樹
6月13日(日)
ワークショップ
「マダガスカル―エキゾチックな世界」
「マダガスカルになぜ奇妙な植物が多いのか」 湯浅浩史(生き物文化誌学会会長・東京農業大学)
「南部アンタンドロイ族の植物利用と広がり」 橋詰二三夫(財団法人進化生物学研究所研究員)
「バオバブの多様性」 西本由利子(財団法人進化生物学研究所研究員)
「ミケアの森の人と植物」 池谷和信(生き物文化誌学会常任理事・国立民族学博物館民族社会研究部)
総合討論
湯浅浩史・橋詰二三夫・西本由利子・池谷和信
第07回学術大会 横浜大会(横浜市開港記念会館)シンポジウム「馬がテーマ、名称確認中」2009年6月13日(土)~14日(日)
日 付: 平成21年6月13日~14日
会 場: 横浜市開港記念会館
プログラム(抜粋)
6月13日(土)
ポスターセッション
「シルクロードのナン」 坂本佳奈(サカモトキッチンスタジオ)
「マメなマメの話!・1981年のCALTEXのカレンダー」 吉田よし子
「神奈川私設ミュージアムネットワークの会がめざすもの」 浅海武夫、栗原満直、沖津禎男(神奈川私設ミュージアムネットワークの会)
「羽箒 ―茶人の美意識が生み出した日本伝統の羽の愛で方」 下坂玉起(日本野鳥の会/茶の湯文化学会/日本自然保護協会)
「アゴヒゲアザラシの出現と文化の度合い」 小野 哲(トッカリの会)
「シャミセンガイに起因したモースの130年前の日本文化誌」 原田禎介(モース研究会)
「治安対策としての狂犬病予防運動 ―1920年代の野犬捕獲」 臼澤基紀(東北大学大学院医学系研究科/財団法人エイズ予防財団リサーチ・レジデント)、服部俊夫(東北大学大学院医学系研究科・教授)
「横浜港を出入りした動物と鳥類の出来事」 田中保男(タマちゃんを見守る会)
ワークショップ
人と生き物との出会いⅠ「身近な生き物」
「ネズミは箱舟に乗ったか」
長谷川 恩(北大生物の会(コロボックルの会)/ねずみ駆除協議会)
「幼児が最初に関わる生き物(オカダンゴムシ)と幼児の発達」
宮津裕一(元幼稚園園長)
司会:村上雄秀(財団法人地球環境戦略研究機関 国際生態学センター研究員)
人と生き物との出会いⅡ「消えた生き物」
「神奈川県のオオカミ ―生態文化複合視点から」 柴田敏隆(神奈川県自然保護協会/三浦半島自然保護の会)
「朱鷺・鴇・朱鹮・相模にもトキがいた」 飯村 武(神奈川県自然保護協会/日本鳥類保護連盟)
司会:持田幸良(横浜国立大学教育人間科学部教授)
シンポジウム
基調講演
「ウマと騎馬のシルクロード」
末崎真澄(馬の博物館理事・学芸部長/日本ウマ科学会評議員)
「開港前の馬」 村井文彦(JRA競馬博物館主任学芸員・日本ウマ科学会会員)
「「人と馬の交感」―呼び声の民俗から―」 野本寛一(近畿大学名誉教授/柳田国男記念伊那民俗研究所所長)
「「ユーラシアステップの伝統騎馬行事と日本の流鏑馬」清水唯弘(騎馬文化研究家・日本ウマ科学会会員)
「騎馬装束の装い」 森 顕(倭式騎馬会・(財)ファッション振興財団)
「馬術競技 ―打毬とポロ―」 岡部長忠(霞会館馬術指導・前学習院馬術部監督・日本ウマ科学会会員)
「上野動物園の馬 ―輸入馬と日本在来馬―」 小宮輝之(上野動物園園長)
総合討論
司会:池谷和信(国立民族学博物館教授・生き物文化誌学会常任理事)
6月14日(日)
一般発表
「【古事記】植物の起源・環境分類法について」 目崎茂和(南山大学総合政策学部)
「樹木と地震」 鳥山英雄(東京女子大学名誉教授)
「昆虫の出船、入船」 新堀豊彦(神奈川県自然保護協会)
「ニホンシカ ―その農林業への被害と人間社会との共存」 村松 晉((社)畜産技術協会/全日本養鹿協会)
「学校にある水族館とそこに関わる人たち」 臼井秀行(横浜市立間門小学校長)
「世界一賢い魚が横浜の港から南アフリカへ」 廣崎芳次(野生水族繁殖センター)
司会:廣崎芳次(前半)・新堀豊彦(後半)
第06回学術大会 生き物文化誌学会5周年記念大会『生き物文化誌とは?』(東京国際交流館 プラザ平成)記念シンポジウム(1)「信仰の中の生き物」記念シンポジウム(2)「生き物とは」2008年6月20日(金)~21日(土)
日 付: 平成20年6月20日~21日
会 場: 東京国際交流館 プラザ平成
プログラム(抜粋)
6月20日(金)
ポスターセッション
「スギ埋木成分の化学変化について」 成田廣枝・空閑重則(東京大学大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻)
「タイ北部の山村におけるヤオ族と陸稲とのかかわり方」 増野高司(国立民族学博物館 外来研究員)
「ヒョウタン工芸は心の糧」 森 義夫(全日本愛瓢会 会長)
「折り紙」 吉岡裕司(グリーンブルー株式会社)、星川茂夫(株式会社クインビーガーデン)
ワークショップ
「生き物としての"風景"の発見」
「―生き物文化誌「学」として「風景」をどうとらえるか―」 宇根 豊(生き物文化誌学会理事/農と自然の研究所)
「緒締である「鶴天」は馬の歯だった」 木村郁子(富山短期大学 専攻科食物栄養学科 非常勤講師)、栫 裕永((財)競走馬理化学研究所)、砂川一郎(東北大学 名誉教授)
「ヒョウタンは心の糧」 「ヒョウタン工芸の発展経過と意義」 森 義夫(全日本愛瓢会 会長)
「ヒョウタンと絵」 大西愛子(画家)
「色々なヒョウタン工芸に挑戦して」 清水久義(有限会社しみず 会長)
司会:時田 勉(トキタ種苗株式会社 会長)
一般発表
「徳之島の闘牛にみられる人と牛の関係」 チョムナード・シティサン(国立民族学博物館 外来研究員)
「狼の産見舞い―群馬県六合村の十二様信仰をめぐって」 菱川晶子(愛知大学 非常勤講師)
「神話の生き物分類」 目崎茂和(南山大学 総合政策学部)
「超自然的存在が生みだす森の利用秩序 ―インドネシア東部セラム島山地民による在地の狩猟資源管理―」笹岡正俊(財団法人 自然環境研究センター)
座長:岡田達雄(生き物文化誌学会常任理事/NPO法人グローバル・スポーツ・アライアンス常任理事)
6月21日(土)
記念シンポジウム(1)
「信仰の中の生き物」 野本寛一(近畿大学名誉教授)
「風土の中の生き物」 桑子敏雄(東京工業大学大学院社会理工学研究科教授)
「生活の中の生き物」 小長谷有紀(生き物文化誌学会理事/国立民族学博物館戦略センター教授)
「歌で語る生き物」 加藤登紀子(生き物文化誌学会評議員/UNEP親善大使、鴨川自然王国理事、城西国際大学客員教授)
記念シンポジウム(2)
「生き物とは」 鈴木一義(国立科学博物館理工学研究部科学技術史グループ研究主幹)
「生き物文化誌とは」 奥野卓司(関西学院大学社会学部教授)
「生き物文化誌学とは」 池谷和信(生き物文化誌学会常任理事/国立民族学博物館民族社会研究部教授)
パネルディスカッション
鈴木一義(国立科学博物館理工学研究部科学技術史グループ研究主幹)
奥野卓司(関西学院大学社会学部教授)
池谷和信(生き物文化誌学会常任理事/国立民族学博物館民族社会研究部教授)
秋篠宮文仁(生き物文化誌学会常任理事/(財)山階鳥類研究所総裁)
司会:湯浅浩史(生き物文化誌学会会長/東京農業大学教授)
第05回学術大会 江ノ島大会(神奈川県立かながわ女性センター)シンポジウム 「『海』~なぜ人間は海にひかれるか~」2007年6月22日(金)~23日(土)
日 付: 平成19年6月22日~23日
会 場: 神奈川県立かながわ女性センター
プログラム(抜粋)
6月22日(金)
ワークショップⅠ「かまぼこの文化誌」
「かまぼこの歴史と科学」 望月 篤(日本大学生物資源科学部)
「低アレルゲン化食品としてのかまぼこ」 板垣 康治(神奈川県衛生研究所)
「魚肉ペプチドの栄養機能的特徴」 万 建栄(鈴廣蒲鉾本店研究開発)
司会:望月 篤
ワークショップⅡ 「生き物と景観2:生物にとっての『うみ』」
「"うみ"は与え、そして奪う―生き物の居住空間としての"うみ"景観―」 リンドストロム・カティ(総合地球環境学研究所)
「海暮らしの風景―石西礁湖と南大東島―」 飯田 卓(国立民族学博物館)
「琵琶湖をめぐる縄文時代の景観」 瀬口 眞司(財団法人滋賀県文化財保護協会)
「はじめて人が海に乗り出したとき―関東地方の縄文時代の視点―」 内山 純蔵(生き物文化誌学会常任理事・総合地球環境学研究所助教授)
「翡翠の海の物語」 バウシ・イローナ(総合地球環境学研究所)
「水辺から姿を消したヌシたち」 ボレ・カロリン(総合地球環境学研究所)
「中国の中世説話における湖と人間」 高西 成介(県立高知女子大学)
司会:大西 秀之(総合地球環境学研究所)
オーガナイザー:内山 純蔵(生き物文化誌学会常任理事・総合地球環境学研究所)
ワークショップⅢ 「生き物の語り方・第5回・雑草と言う草はない」
「人間に寄り添う草」 湯浅 浩史(生き物文化誌学会副会長・東京農業大学教授)
「草の危機は、農業の危機」 嶺田 拓也(農村工学研究所)
「草の情感から生まれた人間の情念」 宇根 豊(生き物文化誌学会理事・農と自然の研究所)
司会:宇根 豊
ポスター報告
「全日本愛瓢会による瓢箪の展示」 全日本愛瓢会
「ビーチクラブの活動」 井坂 啓巳(ビーチクラブ全国ネットワーク事務局)
「島根県隠岐諸島産の栄養繁殖を行わないツルアラメとクロメ(褐藻・コンブ目)の形態比較」 林 裕一(岡部海洋エンジニアリング株式会社)
能登谷 正浩(東京海洋大学)
「宝石サンゴ類の成長と骨軸の化学組成」 岩崎 望・鈴木 淳・横山 祐典・井上 麻夕里・長谷川 浩・山田 正俊(高知大学)
「珊瑚の呼称と捉え方―高知県室戸と大月町の漁師の聞き取り調査-」 岩崎 朱美(高知大学)
「生き物文化誌学会 平成18年度活動報告」
生き物文化誌学会事務局
シンポジウム 「『海』~なぜ人間は海にひかれるか~」
基調講演
「海洋動物の神話生物学」 後藤 明(南山大学人文学部人類文化学科教授)
「大きい魚と生き物文化」 秋道 智彌(生き物文化誌学会会長・総合地球環境学研究所副所長)
「江ノ島と海の信仰、歴史について」 相原 圀彦(江島神社 宮司)
「海でもう一度一年中遊びたい!-海辺のコミュニティ ビーチクラブ活動―」 井坂 啓巳(ビーチクラブ全国ネットワーク事務局事務局長)
パネルディスカッション
座長:秋道 智彌
6月23日(土)
一般報告
「日本ではじめての田んぼの生物指標」 宇根 豊(生き物文化誌学会理事・農と自然の研究所)
「島根県隠岐諸島および長崎県のそれぞれに産するツルアラメ(褐藻、コンブ目)2系統の形態比較」 林 裕一(岡部海洋エンジニアリング株式会社)、能登谷 正浩(東京海洋大学)
「地域文化としての競馬―インドネシア・スペン島における馬と人間のかかわりー」田口 理恵(東海大学海洋学部)、田中 幸織(同志社女子大学院)
「回游魚シイラの流通と文化―環太平洋(アジア、ハワイ、コスタリカ)においてー」 橋村 修(総合地球環境学研究所)
「新江ノ島水族館における深海展示の取り組み」 北田 貢(新江ノ島水族館)
「岐阜県世界淡水魚園水族館における希少淡水魚の保護・保全の取り組み」 池谷 幸樹(岐阜県世界淡水魚園水族館)
座長:
湯浅 浩史(生き物文化誌学会副会長・東京農業大学教授)
秋道 智彌(生き物文化誌学会会長・総合地球環境研究所副所長)
廣海 十朗(日本大学生物資源科学部)
第04回学術大会 オホーツク大会(東京農業大学オホーツクキャンパス)シンポジウム「オホーツクの人の暮らしと生き物」2006年6月1日(木)~3日(土)
日 付: 平成18年6月1日~3日
会 場: 東京農業大学生物産業学部 (オホーツクキャンパス)
プログラム(抜粋)
6月1日(木)
一般報告
「オホーツク圏の鳥類を中心としたmtDNAのATPase8/6遺伝子の解析」 奥村 和弘(東京農業大学院生物産業学部研究科)、横濱 道成(東京農業大学生物産業学部)
「日本のアザラシ毛皮産業はいかに成立したか」 宇仁 義和(東京農業大学生物産業学部)
「ほや・科学と料理の十字路に立って」 塩野谷 治久(居酒屋 塩野谷 店主)
「資源的豊かさが技術発達を滞らせる?ネパール・チェパン族の伝統的養蜂技術の発達抑制」 中村 純(玉川大学ミツバチ科学研究施設)
「移動型焼畑稲作と時間認識:インドネシア・スマトラ島東岸から」 増田 和也(京都大学大学院 人間・環境学研究科文化人類学講座)
「地球生態系と人類の在り方」 木内 鶴彦
「日本的霊性の埋蔵を掘り起こす」 今野 白龍(聖徳太子会 輔佐)
座長:
伊藤 雅夫(東京農業大学生物産業学部・教授)
黒瀧 秀久(東京農業大学生物産業学部・教授)
千葉 晋(東京農業大学生物産業学部・講師)
6月3日(土)
エクスカーション
網走セントラルホテル前 → オシンコシンの滝 → 知床自然センター → 知床峠 →
知床五湖 → 地のはてホテル(昼食) → 道立北方民族博物館 → 女満別空港(解散 17:00頃)
6月2日(金)
ワークショップⅠ 「モヨロ人の生活と生き物」
「オホーツク文化と東洋史上の北方民族に伴う動物についての比較」 和田 英昭(網走市立郷土博物館学芸員 館長)
「生きる原型を見せているオホーツク人の生活」 菊地 慶一(網走歴史の会、オホーツク文化の会 代表)
「東アジア世界からみたオホーツク文化研究の展望」 福田 正宏(東京大学常呂実習施設 日本学術振興会 特別研究員)
座長:
谷本 一之(北海道立北方民族博物館 館長)
ワークショップⅡ 「生きものの語り方、第4回生きものの精神性」
「百姓からの生きものへの情愛」 本田 広一(北海道興寒ファーム代表・百姓)
「画家は生きものの何を描くか」 上村 淳之(京都市学校歴史博物館 館長)
「稲からの呼び声―未開の農学―」 宇根 豊(農と自然の研究所 代表)
座長:宇根 豊
ワークショップⅢ 「生き物と景観」
第1部 新石器化の時代
「移り変わる風景―貝塚をめぐる人と動物―」 内山 純蔵(総合地球環境学研究所 助教授)
「倉のある風景―考古学的・民族学的見地から―」 細谷 葵(早稲田大学 先史考古学研究所)
「生者の村と死者の村」 中村 大(國學院大学文学部 講師)
第2部 現代化と時代
「生き物と地名」 春田 直紀(熊本大学教3育学部 助教授)
「琵琶湖周辺における景観の商品化―風景の中の生き物と非生き物―」 リンドストロム・カティ(総合地球環境学研究所 研究支援推進員)
「旭川市創設による景観変化と上川アイヌの人々の生物資源利用」 大西 秀之(総合地球環境学研究所 研究支援推進員)
座長:
内山 純蔵
ポスター報告
展示物:モヨロ貝塚の剥ぎ取り断面
「熱帯魚はこうして食べられる ~カメルーン共和国東南部熱帯林における魚の認知と利用~」 大石 高典(京都大学大学院理学研究科)
「里山景観とスピリチュアル・エコロジー(Spiritual Ecology)―関東のため池と水神信仰を例に―」 Kevin MacEwen Short、原 慶太郎(東京情報大学環境情報学科)
「台風による森林の撹乱は鳥類群集構造に影響を与えるか」 嶋崎 太郎(東京農業大学大学院生物産業学研究科)、鈴木 悌司(東京農業大学生物産業学部)
「知床半島、ペレケ川におけるオショロコマの核酸・タンパク質量の季節変化」 山本 敦也(東京農業大学生物産業学部)
「野生エゾシカの餌付け手法による樹皮食害防止の試み ―給餌飼料の補充間隔の影響及び有害駆除による餌場利用固体数の変動―」 工藤 博史(東京農業大学大学院生物産業学研究科) 増子 孝義、相馬 幸作(東京農業大学生物産業学部)
新井田 利光、西田 力博(前田一歩財団)
「折り紙」 吉岡 裕司(東京農業大学大学院農学研究科農芸化学専攻)、星川 茂夫(株式会社クインビーガーデン)
シンポジウム「オホーツクの人の暮らしと生き物」
基調講演「環オホーツク海沿岸地域の人と生き物」 渡部 裕(北海道立北方民族博物館 学芸主幹)
「網走の漁業と環境」 坂崎 繁樹(網走市水産漁港課 課長)
「オホーツク圏の植物文化」 山岸 喬(北見工業大学 教授)
「生き物(カムイ)とともに生きる」 秋辺 得平(北海道ウタリ協会 副理事長)
「クリオネはどんな生き物か?クリオネの不思議」 鈴木 淳志(東京農業大学生物産業学部 教授)
座長:
遠藤 俊徳(北海道大学大学院情報科学研究所 教授)
第03回学術大会 阿蘇大会(阿蘇の司ビラパークホテル)シンポジウム「阿蘇の自然と人びとのくらし」2005年5月12日(金)-14日(日)
日 付: 平成17年5月13日~14日
会 場: 阿蘇の司ビラパークホテル
プログラム(抜粋)
5月13日(金)
ワークショップ「生き物の語り方:第3回「名づけるということ、名前を呼ぶ行為」」 福井勝義(京都大学)、宇根 豊(農と自然の研究所)
記念シンポジウム「阿蘇の自然と人びとのくらし」
「阿蘇の草原―人為と自然の調和した姿」 今江正知(熊本記念植物採集会・会長)
パネルディスカッション
「阿蘇の草原に生きる大陸系遺存植物」 瀬井純雄(阿蘇私立波野小学校・教頭)
「阿蘇の昆虫」 寺崎昭典(熊本インセクトリサーチ・所長)
「阿蘇のキツネとハタネズミ」 中園敏之(九州自然環境研究所・所長)
「阿蘇の鳥について」 坂梨仁彦(熊本県立東稜高等学校・教論)
「阿蘇千年の草原を守る」 山内康ニ(財団法人阿蘇グリーンストック・専務理事)
5月14日(土)
一般発表
「兵庫県明石市林崎漁協ののり養殖における日本海採苗―『地先の海』を超えた戦略的環境利用」 田村典江(京都大学大学院農学研究科)、鷲尾圭司(京都精華大学人文学部)
「カメムシは、『くさい』のがおかしい!?―ラオスの事例から」 野中健一
「ストックヤードを用いた動物園の動物展示」 奥田和男(姫路セントラルパーク)
「縄文時代イノシシの家畜化問題に関する新たな知見」 内山純蔵(総合地球環境学研究所)
「何処から何処へ?草原のチョウ―白水先生との議論から」 柏原精一(朝日新聞社)
「神話動物名の由来について―馬は肥後(火午)か」 目崎茂和(南山大学総合政策学部)
第02回学術大会 琵琶湖大会(滋賀県立琵琶湖博物館)シンポジウム「身近な環境を見つめて」2004年5月15日(土)-16日(日)
日 付: 平成16年5月15日~16日
会 場: 滋賀県立琵琶湖博物館
プログラム(抜粋)
5月15日(土)
ワークショップ 「生き物の語り方―百姓仕事をとおして・第2回―(赤トンボと田んぼ・里山・百姓仕事)」 新井裕(農と自然の研究所)、宇根豊(農と自然の研究所)
公開シンポジウム 「身近な環境を見つめて」
「湖辺 生命の水系」
映像「生命をめぐる水の里」とトーク
今森光彦
魚採りを楽しむ
魚採りを楽しんだ結果
中島経夫
うおの会のつぶやき
高田昌彦・武田繁・藤本勝行・水戸基博・渡邊一郎・渡邊康子・中島経夫(進行)
「身近な環境」とはなんだろうか
川那部浩哉
ポスター発表(15日~16日)
「田んぼの生きもの調査の可能性」 新井裕(農と自然の研究所)、宇根豊(農と自然の研究所)
「みんなで調べた魚の分布」 琵琶湖博物館うおの会
一般口頭発表
「沖縄県のヒトエグサ養殖にみる藻類栽培化と利用の関連」 田村典江(京都大・院)、長田英己(潟生態史研)
「紀伊半島南部の民家庭園における植物の種多様性」 道下雄大(大阪府立大)、梅本信也(京大)、山口裕文(大阪府立)
「瓢(ひさご)考」 吉野裕子(奈良県)
「カワウによる水域から陸域への物質輸送と人間の鳥糞利用」 亀田佳代子(琵琶湖博)
「カワウソ保護活動の地域的偏り」 安藤元一(東京農大)
「環境再生における生き物の記憶」 牧野厚史(琵琶湖博)
「ワタカは琵琶湖の国有種?―ワタカをめぐる生き物文化誌―」 中島経夫(琵琶湖博)
「縄文時代以降における日本列島の主要淡水魚の分布変化と人為」 宮本真二(琵琶湖博)、中島経夫(琵琶湖博)
「水田地帯を利用する魚"アユモドキ"の繁殖生態」 阿部司(滋賀県立大)、小林一郎(岡山淡水魚研究会)、近藤博(滋賀県立大)、前畑政善(琵琶湖博)
「琵琶湖周辺の水田地帯における魚類の生態と保全」 金尾滋史(滋賀県立大・院)、前畑政善(琵琶湖博)、沢田裕一(滋賀県立大)
「魚にとっての田んぼ役割」 前畑政善(琵琶湖博)
「本邦鷹道具の変遷―機能に着目して―」 波多野幾也(日本放鷹協会)
「ヒツジの地中海、イノシシの日本海」 内山純蔵(地球研)
「人を恐れない日本のライチョウは日本文化の産物」 中村浩志(信州大)
「コイの成長段階名とドメスティケーション」 安室知(国立歴史民俗博)
「カメムシはおいしい―民族昆虫学の視点から―」 野中健一(地球研)、Robert B.Toms(南ア、トランスバール博)
第01回学術大会 鳥羽大会(鳥羽市民文化会館)シンポジウム「海と生きる」2003年11月8日(土)~9日(日)
日 付: 平成15年(2003年)11月8日~9日
会 場: 鳥羽市民文化会館 / 志摩半島<鳥羽~国崎>(11月9日 エクスカーション)
プログラム(抜粋)
11月8日(土)
ワークショップ 「地域の自然史に学ぶ」
コーディネーター:財部香枝(中部大学中部高等学術研究所)
「日本産大型脊椎動物化石の研究とその課題」 桂嘉志浩(鳥羽恐竜研究振興会)
「地域の自然を生かした博物館」 糸魚川淳二(豊橋市自然史博物館)
「人と自然と文化:博物館の展示から考える」 久保禎子(一宮市博物館)
「アメリカ社会と自然史:自然史博物館の歴史」 財部香枝
「生き物の語り方―百姓仕事を通して―」
コーディネーター: 宇根豊(農と自然の研究所)
「コウノトリなんていなかった」 菊池直樹(姫路工業大学/兵庫県立コウノトリの郷公園)
「田んぼのただの虫は何のためにいるのか―ユスリ蚊たちから」 宇根豊
「コイ科をめぐる生き物文化史」
コーディネーター:中島経夫(滋賀県立琵琶湖博物館環境史研究領域)
「日本列島におけるコイ科魚類相の成立と人間活動の関わり」 中島経夫
「西日本の基層文化とコイ科魚類相―フナとコイの縄文文化―」 内山 純蔵(総合地球環境学研究所)
「琵琶湖の水辺エコトーンの変遷と人間活動―過去と現在をつなぐ視点」 宮本真二(滋賀県立琵琶湖博物館研究部環境史研究領域)
「ハマグリの文化誌からみた干潟の現在」
コーディネーター:池口明子(名古屋大学環境学研究科)
「ハマグリ恐慌:ハマグリの生物学と現代社会」 山下博由(貝類保全研究会)
「国境なきハマグリ流通―日本の食習慣を支える海外産地と畜養―」 山本茂雄(アジアの浅瀬と干潟を守る会)
「韓国におけるハマグリ採集(仮)」 長田英己(泡瀬の干潟で遊ぶ会)
公開シンポジウム「海と生きる」
「"ポケモン"誕生のエピソード」 石原恒和(㈱ポケモン)
「あわびと海女の知恵くらべ」木村春枝(海女)・木村伝蔵(海女船頭)
記念講演「男女あまの分布と活動」 香原志勢(立教大学名誉教授)
パネルディスカッション
「"生き物文化誌"と"海と生きる"ことの意義(趣旨説明)」 秋道智彌(総合地球研究所)
「藻類と環境保全」 前川行幸(三重大学生物資源学部)
「海の幸のめぐみ」 矢野憲一(五十鈴塾)
「海に学び、生きる環境教育」 朴恵淑(三重大学人文学部)
総合討論
ポスターセッション(8日~9日)
「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシをめぐる循環と共生」 相生啓子(青山学院女子短大)・鷲山裕史(静岡県水試)・大森雄治(横須賀市博物館)
「創作絵文字[え!文字ってing]漢字/かな/アルファベット」 豊下康次((有)トワデザイン)
「ケニアにおけるひょうたん保全運動の試み―遺伝的侵食を防ぐ小さなひょうたん博物館―」 森元泰行(東京農業大・農学研究科/ケニア国立博物館/国際植物遺伝資源研究所)・Patrick Maundu(ケニア国立博物館/国際植物遺伝資源研究所)・Paul Quek(国際植物遺伝資源研究所)・Pablo Eyzaguirre(国際植物遺伝資源研究所)
「鳥羽市産恐竜化石」 桂嘉志浩(鳥羽恐竜研究振興会)
11月9日(日)
口頭発表
座長:池谷和信(国立民族学博物館)
「愛媛県新宮村に見る遷移畑」 近藤日出男(愛媛県)
「キノコをめぐる人々のふるまい―キノコと人の関係学を目指して―」 齋藤暖生(京都大学農学研究科)
「いわのり漁業から考える人とのりの関係―"海のドメスティケーション"試論―」 田村典江(京都大学農学研究科)
座長:田和正孝(関西学院大学文学部)
「山口県大浦海女の磯資源利用について」 李 善愛(宮崎公立大学)
「ベーリング海峡におけるチュクチの海獣狩猟について」 池谷和信(国立民族学博物館)
座長:中井精一(富山大学人文学部)
「三重県徳蓮寺における200枚のナマズ絵馬(予報)」 森 誠一(岐阜経済大学)・水野新司郎・石神教親(多度町教育委員会)
「三浦半島における大蛇(特に渡海型)伝説の生態・文化複合的考察」 柴田敏隆(日本爬虫・両棲類学会)
「クロスズメバチのコト―蜂の子飯と新嘗祭への一視点―」 和多須三男(流れ寄るやしの実学校)
座長:奥野卓司(関西学院大学社会学部)
「環境への取組み、この10年 海老で鯛を釣る」 宍倉秀明(戸田家旅館)
「みかん作りから見えた環境問題」 須藤登(和歌山県)
「絶滅に瀕するツバキ類―特にベトナムにおける―」 横内 茂(名城大学農学部)
「家畜糞尿および生ごみから発生するバイオガスの生物メタネーション化による高品質化」 前川孝昭(筑波大学・農林工学系)・李柏旻(筑波大学・農学研究科)
エクスカーション
海女による潜水採集活動とアワビ生息域保全の見学
御料熨斗鰒調進所実演見学
鎧崎見学
漁村(海女小屋、漁港)見学(伊勢海老汁あり)
海の博物館: 三重県沿岸の漁村資料を中心に、「海民の伝統」から現在の「海の汚染」、「木造船と航海」などをテーマとして世界につながる「海」とその文化を展示しています。